ファイル(File)メニュー

新規シーン(New Scene)
現在のシーンをクリアし、新しいシーンを開始します。クリアする前に現在のシーンを保存するようプロンプトが表示されます。

[新規シーン オプション](New Scene Options)を設定するには、[ファイル] > [新規シーン](File > New Scene) > を選択します。

シーンを開く(Open Scene)

ディスクから保存されているシーンを開きます。

[開くオプション](Open Options)を設定するには[ファイル] > [シーンを開く](File > Open Scene) > を選択します。

旧バージョンの Maya で作成されたファイルを開くには、バージョンを無視(Ignore Version)プリファレンスがオンになっていることをファイル/プロジェクト(Files/Projects)プリファレンスで確認します。

注: [ファイル] > [開く](File > Open)を使用してファイルを開くと、作業単位(ミリメートル、度など)はそのファイルで指定された単位に変更されます。作業単位を変更したくない場合は、[ファイル] > [読み込み](File > Import)を使用してファイルを読み込みます。
シーンを保存(Save Scene)
シーンを現在の名前で保存します。

[シーンを保存オプション](Save Scene Options)を設定するには、[ファイル] > [シーンを保存](File > Save Scene) > を選択します。

シーンを別名で保存(Save Scene As)
現在のシーン ファイルの新しい名前と場所を指定することができます。

[シーンを別名で保存オプション](Save Scene As Options)を設定するには、[ファイル] > [シーンを別名で保存](File > Save Scene As) > を選択します。

増分して保存(Increment & Save)

新しい、増分された名前を使用して、現在のファイルのバージョンを保存することができます。

既定では、増分された名前は次のフォーマットを使用します。<root>.0001.mbたとえば、現在のファイルが MyFile.mb という名前である場合、最初に増分されたファイルは MyFile.0001.mb という名前になります。「ファイルのバージョンを保存する」も参照してください。

シーンのアーカイブ(Archive Scene)

現在のファイルを関連するディペンデンシーと一緒に .zip ファイルに格納します。これらのディペンデンシーの完全リストについては、「シーンをアーカイブする」を参照してください。

[シーンのアーカイブ オプション](Archive Scene Options)を設定するには、[ファイル] > [シーンのアーカイブ](File > Archive Scene) > を選択します。

プリファレンスの保存(Save Preferences)

プリファレンスを既定の場所に保存します。

設定ファイルを直接変更する」も参照してください。

シーン サイズの最適化(Optimize Scene Size)
[シーン サイズの最適化オプション](Optimize Scene Size Options)の設定に基づいて、シーンから使用されていない空の無効な部分を除去して、シーンのサイズと複雑さを抑えることができます。

Maya がシーンを最適化するときに進捗バーが表示されます。[Esc]を押してこの操作を中断することができます。最適化の結果レポートはすべてスクリプト エディタ(Script Editor)で表示できます。

これらのオプションを開くには[ファイル] > [シーン サイズの最適化](File > Optimize Scene Size) > を選択し、[ファイル] > [シーン サイズの最適化](File > Optimize Scene Size)を実行したときに除去する情報の種類を指定します。[今すぐ最適化](Optimize Now)ボタンを使用して、個々の最適化を実行することができます。

読み込み/書き出し(Import/Export)

読み込み(Import)
シーン ファイルから既存のシーンにデータをロードします。

[読み込みオプション](Import Options)を設定するには、[ファイル] > [読み込み](File > Import) > を選択します。

すべて書き出し(Export All)
新しいシーン ファイルに、すべてのオブジェクトを保存します。

[すべて書き出しオプション](Export All Options)/[選択項目の書き出しオプション](Export Selection Options)を設定するには、[ファイル] > [すべて書き出し](File > Export All) > を選択します。

選択項目を書き出し(Export Selection)
新しいシーン ファイルに、選択したオブジェクトを保存します。

[すべて書き出しオプション](Export All Options)/[選択項目の書き出しオプション](Export Selection Options)を設定するには、[ファイル] > [選択項目を書き出し](File > Export Selection) > を選択します。

3ds Max に送信(Send to 3ds Max)

Maya と 3ds Max のバージョンが一致している場合にのみ使用できます現在のシーンの内容を 3ds Max に送信します。

[3ds Max に送信](Send to 3ds Max)オプションを設定するには[ファイル] > [3ds Max に送信](File > Send to 3ds Max) > を選択します。

MotionBuilder に送信(Send to MotionBuilder)

Maya と MotionBuilder のバージョンが一致している場合にのみ使用できますMotionBuilder に現在のシーンの内容を送信します。

[MotionBuilder に送信](Send to MotionBuilder)オプションを設定するには[ファイル] > [MotionBuilder に送信](File > Send to MotionBuilder) > を選択します。

Mudbox に送信(Send to Mudbox)

Maya と Mudbox のバージョンが一致している場合にのみ使用できますMudbox に現在のシーンの内容を送信します。

新規シーンとして送信(Send as New Scene)

Mudbox で新規シーンを開き、選択したオブジェクトを送信します。シーンでオブジェクトを選択するとオブジェクトのみが送信され、それ以外の場合はシーン全体が送信されます。

このオプションにより、Mudbox がまだ実行されていない場合は、これが起動されます。Mudbox が実行されている場合は、現在のシーンに保存するか、キャンセルするかを尋ねるメッセージが表示されます。

現在のシーンの更新(Update Current Scene)

Mudbox が実行されている場合のみ使用できます。現在選択している項目を送信することで Mudbox シーンを更新します。オブジェクトを選択せずにこれを選択すると、以前送信したのと同じ選択項目が送信されます。

現在のシーンに追加(Add to Current Scene)

Mudbox が実行されている場合のみ使用できます。Mudbox に現在の選択項目を送信します。選択したオブジェクトがすでに送信されている場合、そのオブジェクトは Mudbox シーンで複製されます。

以前送信したオブジェクトを選択(Select Previously Sent Objects)

前に Mudbox に送信されたオブジェクトを選択します。以前、一度に複数のオブジェクトを送信している場合、このオプションではそれらのオブジェクトがすべて選択されます。ただし、複数のオブジェクトを個別に送信した場合は、最後に送信したオブジェクトのみが選択されます。

すでに共有されているオブジェクトを表示し、選択内容に追加するオブジェクトを選択するには、このオプションが便利です。

Stingray に送信(Send to Stingray)

Stingray に同梱されている DCC リンク プラグインをインストールおよびロードした場合にのみ使用できます。「Maya LTMaya で Stingray および PhysX プラグインを有効にする」を参照してください。

Stingray プロジェクトにアセットを直接書き出しできます。オブジェクトをすべて(All)または選択項目(Selected)のみを書き出すのかを選択し、オプション ボックスを使用して、書き出し中にマテリアルを上書き(Overwrite Materials)するかどうかを設定します。「アセットを Stingray に送信する」も参照してください。

Unity に送信(Send to Unity)

FBX ファイル フォーマットを使用してシーンを直接 Unity プロジェクトに書き出すことができます。「シーンを Unity に書き出す」を参照してください。

すべて(All)
すべてのオブジェクトを、指定の Unity プロジェクトの新しいシーン ファイルに保存します。
選択範囲(Selection)
選択されているオブジェクトを、指定の Unity プロジェクトの新しいシーン ファイルに保存します。
Unity プロジェクトの設定(Set Unity Project)
有効な Unity プロジェクトを参照で選択することができます。ここに、その他の ファイル > Unity に送信(File > Send To Unity)オプションで書き出したすべてのシーンが送られます。
Unreal に送信(Send to Unreal)

FBX ファイル フォーマットを使用してシーンを直接 Unreal プロジェクトに書き出すことができます。「シーンを Unreal に書き出す」を参照してください。

すべて(All)
すべてのオブジェクトを、指定の Unreal プロジェクトの新しいシーン ファイルに保存します。
選択範囲(Selection)
選択されているオブジェクトを、指定の Unreal プロジェクトの新しいシーン ファイルに保存します。
Unreal プロジェクトの設定(Set Unreal Project)
有効な Unreal プロジェクトを参照で選択することができます。ここに、その他のファイル > Unreal に送信(File > Send To Unreal)オプションで書き出したすべてのシーンが送られます。
ゲーム エクスポータ(Game Exporter)

FBX フォーマットを使用してゲーム アセットを効率的に書き出すことができるゲーム エクスポータ(Game Exporter)を開きます。「ゲーム エクスポータ(Game Exporter)を使用してアニメーション クリップを書き出す」、「ゲーム エクスポータ(Game Exporter)を使用してモデルを書き出す」も参照してください。

クラウドの読み込み/書き出し(Cloud Import/Export)

A360、Dropbox などのクラウド ストレージ ソリューションにシーンを直接書き出しできる、[クラウドの読み込みと書き出し](Cloud Import and Export)オプションを開きます。「クラウド上でファイルの読み込みと書き出し」を参照してください。

Adobe(R) After Effects(R) ライブ リンク(Adobe(R) After Effects(R) Live Link)

ライブ リンクを作成します。

Print Studio に送信(Send to Print Studio)

3D 印刷を設定できる Print Studio に 3D モデルを送信します。「Print Studio にオブジェクトを送信する」を参照してください。

オフライン ファイルへ書き出し(Export to Offline File)
シーンのオブジェクト(接続されたノードなど)に行った編集を指定したファイルに書き出します。これで、[ファイル] > [オフライン ファイルの割り当て](File > Assign Offline File)を使用してこれらの編集を他のシーンに適用できます。

[オフライン ファイルへの書き出しオプション](Export to Offline File Options)を設定するには、[ファイル] > [オフライン ファイルへの書き出し](File > Export to Offline File) > を選択します。

ファイルをオンラインで割り当てる(Assign Online File)

選択するファイルから編集を参照し、アウトライナ(Outliner)またはリファレンス エディタ(Reference Editor)で選択したリファレンス ノードに適用します。 編集の適用は、編集ファイルと適用先のファイルの各 nodename.attribute を照合することによって行われます。

たとえば、 シーン sphere.ma にある pSphere1.translateX のリファレンスの編集を書き出すことができます。この編集は、リファレンス ファイルに <main>:sphere_pSphere1.translateX として保存されます。これで、この編集をシーン ball.ma に適用して、ball:pSphere1.translateX を編集することができます。

[オフライン ファイルの割り当てオプション](Assign Offline File Options)を設定するには、[ファイル] > [オフライン ファイルの割り当て](File > Assign Offline File) > を選択します。「オフライン ファイルの割り当て」も参照してください。

ATOM
このメニューには、アニメーションを書き出し(Export Animation)アニメーションの読み込み(Import Animation)ATOM テンプレートの作成(Create ATOM Template)オプションが含まれます。これらのオプションの詳細については、「ATOM メニュー」を参照してください。

参照(References)

リファレンスの作成(Create Reference)
ファイルをシーンに読み込むことなく、オブジェクト、アニメーション、シェーダを含むシーンの内容を現在開いているシーンに読み込みます。シーンに表示される内容は、開いていない別の既存ファイルから読み込まれ、あるいは参照されます。Maya(.ma, mb)シーン ファイルまたは Alembic キャッシュからファイル リファレンスを作成することができます。

[リファレンス オプション](Reference Options)を設定するには[ファイル] > [リファレンスの作成](File > Create Reference) > を選択します。

注: 旧バージョンの Maya で作成されたファイルを参照する場合は、ファイル/プロジェクト プリファレンスで、バージョンを無視(Ignore Version)プリファレンスがオンになっていることを確認します。
リファレンス エディタ(Reference Editor)

リファレンス エディタ(Reference Editor)を開きます。

ビュー(View)

イメージを表示します(View Image)

既定では、FCheck を使用して選択したイメージを表示します。このオプションは、アプリケーション プリファレンス([ウィンドウ] > [設定/プリファレンス] > [プリファレンス](Windows > Settings/Preferences > Preferences))で変更できます。

シーケンスを表示します(View Sequence)

既定では、FCheck を使用して選択したイメージのシーケンスが表示します。このビューアは、アプリケーション プリファレンスで変更できます(「既定のメディア プレイヤーを指定する」も参照してください)。

投影(Project)

プロジェクト ウィンドウ(Project Window)

[プロジェクト ウィンドウ](Project Window)を開きます。[プロジェクト ウィンドウ](Project Window)では、新規 Maya プロジェクトを作成し、既存プロジェクトのファイルの場所や名前を編集できます。

ファイルをプロジェクトに整理する」も参照してください。

プロジェクトの設定(Set Project)

作業する現在のプロジェクトを指定することができます。

プロジェクトを指定すると、1 つのシーンや関連する複数のシーンの集まりで必要となるさまざまなファイルをすべてグループ化することができます。

最近(Recent)

最近使ったファイル(Recent Files)

最近保存されたシーン ファイルのリストを表示します。このリストのシーン ファイルをクリックするとそのファイルがロードされ、現在のシーンが閉じます。「最近保存したファイルを開く」も参照してください。

ヒント: ステータス ライン(ツール バー)[シーンを開く](Open a Scene)アイコンを右クリックしても、最近開いたファイルのリストを使用できます。
最近使ったプロジェクト(Recent Projects)

最近開かれたプロジェクトのリストを表示します。このリストのプロジェクト フォルダ名を選択すると、そのフォルダが現在のプロジェクトとして設定されます。「ファイルをプロジェクトに整理する」も参照してください。

ヒント: このリストに表示するプロジェクト数は、ファイル/プロジェクト(Files/Projects)プリファレンス(ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Windows > Settings/Preferences > Preferences))で設定できます。
終了(Exit)

Maya を終了します。

シーンを保存した直後に選択すると、Maya が終了されます。最近シーンを保存していない場合は、終了する前に保存するよう求めるメッセージが表示されます。