選択(Select)メニュー

すべて(All)
現在の選択モードに基づいて、シーン内のすべてのオブジェクトまたはコンポーネントを選択します。オブジェクト モードでは、すべてのオブジェクトが選択されます。コンポーネント モードでは、すべてのコンポーネントが選択されます。「オブジェクトまたはコンポーネントを選択する」も参照してください。

ホットキー: [Ctrl]+[Shift]+[A]

種類ごとにすべて(All by Type)
このサブメニューの項目は、シーン内にある特定のタイプのオブジェクトをすべて選択します。
すべてを選択解除(Deselect All)
1 回の操作で、選択をキャンセルし、選択したすべてのオブジェクトのハイライト表示を解除します。

ホットキー: [Alt]+[D]

階層(Hierarchy)
現在の選択項目のすべての親および子オブジェクトを選択します(シーンの階層構造において現在選択されているノードの下にあるすべてのノード)。

詳細については、「シーンの階層構造」も参照してください。

反転(Inverse)
選択されていないすべてのオブジェクトを選択し、選択されているすべてのオブジェクトの選択を解除します。

ホットキー: [Ctrl]+[Shift]+[I]

類似(Similar)
コンポーネント モードでは、類似したものを選択(Select Similar)はタイプの類似したポリゴン コンポーネント(頂点、エッジ、フェース)を現在の選択項目に加えます。オブジェクト モードでは、このオプションはシーン内にある同じノード タイプの他のオブジェクトを選択します。類似したものを選択(Select Similar)は、多数の類似した面の角度と領域を持つ非有機的なオブジェクトをモデリングする際に役に立ちます。

類似性許容値(Similarity Tolerance)オプションでは、選択されるために、現在の選択項目とどの程度類似したコンポーネントである必要があるかをコントロールします。類似したものを選択(Select Similar)は各コンポーネントをシェイプや方向を基に、隣接するコンポーネントに関連して評価します。値は既定では 0.001 に設定されています。類似性許容値(Similarity Tolerance)設定を大きくすると、選択されるコンポーネントが増えます。

注: 類似性許容値(Similarity Tolerance)はコンポーネントの選択にのみ適用されます。
成長(Grow)
コンポーネントの現在の選択領域を、ポリゴン メッシュ上の現在選択されているコンポーネントから外側に向けてすべての方向に拡張します。 選択が拡張されると、オリジナルの選択範囲のコンポーネントを囲む境界が選択されます。

たとえば、4 辺のポリゴン(四角形)から構成されるポリゴン メッシュの 1 つの内部頂点を選択した後、選択 > 成長(Select > Grow)を選択すると、選択した頂点のすぐ周りにある 8 つの頂点がメッシュ上で選択されます(これらの 8 つの頂点は、選択した頂点を囲む境界を形成するため)。ポリゴンの選択を拡大し続けると、選択領域は外側に拡張します。

注: 成長(Grow)コマンドは段階的に取り消すことができます。たとえば、領域を複数回拡大する場合、各コマンドを取り消すことができます。
ヒント: ポリゴン選択機能の多くは、選択したポリゴン コンポーネントを[Ctrl]+ 右クリックすると表示される、状況に応じたポリゴン マーキング メニューから使用することもできます。

CV またはポリゴン コンポーネントの選択領域を拡大、縮小、変更する」も参照してください。

縮小(Shrink)
コンポーネントの現在の選択領域を、ポリゴン メッシュ上の現在選択されているコンポーネントから内側に向けてすべての方向に縮小します。縮小される選択領域/境界の特性は、オリジナルの選択範囲のコンポーネントによって決まります。

たとえば、4 辺のポリゴン(四角形)から構成されるポリゴン メッシュ上で正方形グリッドのシェイプをした 9 つの内部頂点を選択した後、選択 > 縮小(Select > Shrink)を選択すると、選択領域の境界を形成する 8 つの頂点はメッシュ上で非選択にされ、1 つの頂点が選択された状態になります。選択を縮小し続けると、最後には何も選択されなくなります。

注: 縮小(Shrink)コマンドは段階的に取り消すことができます。たとえば、領域を複数回縮小する場合、各コマンドを取り消すことができます。
クイック選択セット(Quick Select Sets)
このサブメニューの項目は、作成 > セット > クイック選択セット(Create > Sets > Quick Select Set)で作成したクイック選択セットに対応しています。このメニューを使用すると、よく使う選択をすばやく切り替えることができます。

選択項目を保存および再使用する」も参照してください。

タイプ(Type)

オブジェクト/コンポーネント(Object/Component)
セレクション モードをオブジェクトとコンポーネントの間で切り替えます。この機能は、F8 ホットキーを押して選択することもできます。

ポリゴン コンポーネントを選択する」も参照してください。

ポリゴン(Polygons)

コンポーネント(Components)
このサブメニューのオプションを使用すると、コンポーネント選択モードをアクティベートできます: 頂点(Vertex)([F9])、エッジ(Edge)([F10])、フェース(Face)([F11])、頂点フェース(Vertex Face)([Alt] + [F9])、UV ([F12])、またはUV シェル(UV Shell)を選択します。

マルチコンポーネント(Multi-Component) モード([F7])を使用すると、選択モードを切り替えることなく、頂点、エッジ、フェースを選択することができます。

モデリング ツールキット(Modeling Toolkit)でもコンポーネント選択モードをアクティブにすることができます。「モデリング ツールキット(Modeling Toolkit)選択モードを使用してコンポーネントを選択する」を参照してください。

隣接しているエッジ(Contiguous Edges)
選択範囲を隣接するエッジまで拡張します。

選択 > 隣接しているエッジ(Select > Contiguous Edges) > を選択し、隣接しているエッジの選択オプション(Select Contiguous Edges Options)を設定します。

最短エッジ パス ツール(Shortest Edge Path Tool)
最短エッジ パス ツール(Shortest Edge Path Tool)を使用すると、サーフェス メッシュ上にある 2 つ以上の頂点間のエッジ パスを簡単に選択することができます。最短エッジ パス ツール(Shortest Edge Path Tool)を使用して、任意の 2 つのポント間の最もまっすぐなパスを定義し、その間にあるポリゴン エッジを選択します。

最短エッジ パス ツール(Shortest Edge Path Tool)は、後で UV シェルの展開時に UV エッジのカット(Cut UV Edges)操作を実行する必要がある場合に、サーフェス メッシュ上の長く、ワインドする可能性のあるエッジ パスを選択するのに特に適しています。

2 つの頂点間のエッジ パスを選択する」も参照してください。

選択項目の変換(Convert Selection)
選択したコンポーネントを別のコンポーネント タイプを変換します。たとえば、4 辺のポリゴン(四角形)から構成されるポリゴン メッシュの複数の頂点を選択した後、選択 > 選択項目の変換 > フェースに(Select > Convert Selection > To Faces)を選択すると、選択した頂点と接続されたフェースが選択されます。詳細については、「選択項目の変換オプション」を参照してください。
コンストレイントを使用(Use Constraints)
ユーザ設定したコンストレイント フィルタに基づいてポリゴンを選択することができます。

選択 > コンストレインを使用(Select > Use Constraints) > を選択し、コンストレイントを使用のオプションを設定します。

NURBS カーブ(NURBS Curves)

コンポーネント(Components)
  • CV(Control Vertex): 選択した NURBS カーブまたはサーフェスのコントロール頂点(CV)を選択することができます。
  • カーブ ポイント(Curve point): 選択した NURBS カーブのポイントを選択することができます。
  • エディット ポイント(Edit point): 選択した NURBS カーブのエディット ポイントを選択することができます。
  • ハル(Hull): 選択した NURBS カーブまたはサーフェスのハルを選択することができます。
すべての CV(All CVs)
選択したカーブ上のすべての CV を選択します。
注: [Ctrl]キーを押しながら右クリックし、CV に(To CVs)を選択することもできます。
最初の CV(First CV)
選択したカーブ上の最初の CV を選択します。
注: [Ctrl]キーを押しながら右クリックし、最初の CV に(To First CV)を選択することもできます。
最後の CV(Last CV)
選択したカーブ上の最後の CV を選択します。
注: [Ctrl]キーを押しながら右クリックし、最後の CV に(To Last CV)を選択することもできます。
クラスタ カーブ(Cluster Curve)
カーブ上に CV のクラスタを作成します。
注: [Ctrl]キーを押しながら右クリックし、クラスタ(Cluster)を選択することもできます。

NURBS サーフェス(NURBS Surfaces)

コンポーネント(Components)
  • CV(Control Vertex): 選択した NURBS カーブまたはサーフェスのコントロール頂点(CV)を選択することができます。
  • ハル(Hull): 選択した NURBS カーブまたはサーフェスのハルを選択することができます。
  • アイソパラム(Isoparm): 選択した NURBS サーフェスのアイソパラムを選択することができます。
  • サーフェス パッチ(Surface Patch): 選択した NURBS サーフェスのパッチを選択することができます。
  • サーフェス ポイント(Surface Point): 選択した NURBS サーフェスのポイントを選択することができます。
  • サーフェス UV(Surface UV): 選択した NURBS サーフェスの UV を選択することができます。
CV 選択領域の境界(CV Selection Boundary)
選択した外側の CV を維持し、内側の CV を選択解除します。
サーフェス境界(Surface Border)
サーフェス境界に沿って CV を選択します。境界は、U と V の値で定義されます。既定では、この操作によりすべての境界に沿って CV が選択されます。この操作のオプション ウィンドウでは、どの境界 CV を選択するかを設定できます。最初の U を選択(Select First U)、最後の U を選択(Select Last U)、最初の V を選択(Select First V)、または最後の V を選択(Select Last V)があります。