レンダリング可能に設定するには、各レンダー レイヤのボタンをクリックします。
はレイヤがレンダリング可能であることを示し、
はレイヤがレンダリング不可能なことを示します。
バッチ レンダリング時には、レンダリング可能に設定されているレンダー レイヤごと個別のフォルダが作成されます。 さらに、masterLayer フォルダも作成されます。 レンダリング可能に設定されていないレンダー レイヤはレンダリングされません。
たとえば、2 つのレンダー レイヤがレンダリング可能に設定され、一方が character という名前で、もう一方が room という名前である場合、バッチ レンダー後に、次の 3 つのフォルダがイメージ出力ディレクトリに作成されます。
バッチ レンダリング プロセス中は、レイヤがレンダリングされているかどうかが アイコンのみで示されます。 レイヤを表示するように設定されているかどうか
は、バッチ レンダリングの出力には関係ありません。
Maya のプリファレンスで優先レンダー設定システム(Preferred Render Setup System)に切り替えることなくレンダリング設定または旧式のレンダー レイヤのいずれかを含むシーン ファイルをバッチ レンダリングできます。 mayapy.exe では、この機能を使用できないことにご注意ください。2 つのシステムの詳細については、「レンダリングの設定と旧式のレンダー レイヤ」を参照してください。
アイコンで示される、現在表示されているレンダー レイヤのみが、インタラクティブ レンダリングを使用してレンダー ビュー(Render View)にレンダリングされます。 これは、レイヤが
アイコンを使用してレンダリング可能に設定されているかどうかに関わらず適用されます。 このレンダリング結果は、イメージ出力ディレクトリの /tmp フォルダに保存されます。
この例では、masterLayer、Character レイヤおよび Room レイヤは、 アイコンによってレンダリング可能として示されているため、バッチ レンダリング時にレンダリングされます。
Furniture レイヤは表示するように設定されているため、インタラクティブ レンダリング時のみにレンダリングされます。 これは、レイヤがバッチ レンダリング用には、レンダリング不可 に設定されている場合でも当てはまります。