評価とパフォーマンスの新機能
MDGContext への追加
現在の評価コンテキストを管理しやすくする新しいメソッドが MDGContext クラスに追加されました。これらのメソッドは、次のとおりです。
- MDGContext::current(): 評価に使用される現在のコンテキストを決定できます。
- MDGContext::isCurrent(): コンテキストが評価に現在使用されているかどうかを判別できます。
- MDGContext::makeCurrent(): コンテキストを現在の評価コンテキストに設定します。
スコープ オブジェクトを使用して一連のコンテキスト関連呼び出しの評価コンテキストを変更できる、新しい MDGContextGuard クラスが追加されました。
詳細については、「現在のコンテキストを使用して評価する」を参照してください。
現在のコンテキスト評価用に更新されたクラス
次のクラス内の複数のメソッドが非推奨となり、現在のコンテキストのバージョンで置き換えられました。
- MPlug
- MRampAttribute
- MPxTransform
- MPxNode
- MFnTransform
- MPxAssembly
詳細については、「現在のコンテキストを使用して評価する」を参照してください。
MProfiler の追加
プラグイン作成者が .json または .csv ファイルに記録を書き出すことができる新しいメソッドが MProfiler クラスに追加されました。書き出されたファイルは、Maya に関係なく、スプレッドシートや Web ページ内で視覚化することができます。
これらのメソッドは、次のとおりです。
- MProfiler::getThreadDuration()
- MProfiler::eventDataAvailable()
- MProfiler::recordingActive()
- MProfiler::resetRecording()
- MProfiler::setRecordingActive()
- MProfiler::saveRecording()
- MProfiler::loadRecording()
- MProfiler::isDataFromFile()
- MProfiler::getNumberOfCPUs()
MEvaluationNode および MPxNode
MEvaluationNode クラスが Python API で公開されるようになりました。
MPxNode クラスの MPxNode::preEvaluation() および MPxNode::postEvaluation() 仮想メソッドが Python API で公開されるようになりました。
描画のパフォーマンス
- MHWRender クラス オーバーライド インタフェースに関連付けられた(およびオプションとして MUIDrawManager を使用する)シンプルなプラグイン シェイプ(ロケータなど)の描画パフォーマンスが向上しました。パフォーマンスの改善内容は、次のとおりです。
- MPxDrawOverride
- MPxGeometryOverride
- MPxSubSceneOverride
- 次の footPrint 開発キット サンプルが更新されて、パフォーマンスを最適化するためのベスト プラクティスが示されるようになりました。
- footPrintNode
- footPrintManip
- rawfootPrintNode。
- footPrintNode_GeometryOverride。
- 新しい footPrintNode_SubSceneOverride 開発キット サンプルは、ロケータ オブジェクトのサブシーン オーバーライドの実装方法を示します。
- GPU 倍精度のサポートを確認する MOpenCLInfo::supportsDoublePrecision() メソッドが追加されました。