汎用およびモデリング API の新機能

一般

新しい Python ワークスペース コントロールの開発キットのサンプル

新しい dockableWorkspaceWidget.py のサンプルは、Python を使用してワークスペース コントロールを作成する方法を示します。このサンプルには、Maya 開発キットの pythonScripts フォルダからアクセスします。

詳細については、「ワークスペース コントロールを記述する」を参照してください。

MDataBlock および MDataHandle の機能強化

MDataHandle クラスが MDataBlock クラスのフレンドとして宣言されるようになりました。

MDataHandle::datablock() メソッドが MDataHandle クラスに追加されました。このメソッドは、現在のデータ ハンドルに関連付けられたデータブロックを返します。

MFnContainerNode の追加

MFnContainerNode クラスに新しいメソッドが追加されました。これらのメソッドは、Python API 2.0 でも使用できます。

MQtUtil の追加

HiDPI ディスプレイの Maya ユーザ インタフェースのサポートを改善する新しいスタティック メソッドが MQtUtil クラスに追加されました。この新しいメソッドは、最初に Qt リソース内で UI 要素(ピクセル マップ、カーソル、アイコン)を検索してから、ディスク上のファイル内で検索します。次に、指定された名前を持つ UI 要素を返します。autoScale パラメータが true に設定されている場合は、DPI が適切に設定された UI 要素が選択されます。次のメソッドを参照してください。

その他の汎用 API の更新

モデリング

OpenMaya

MFnMesh の機能強化:

  • 指定した UV セットおよび座標で交差するフェースの ID を返す MFnMesh::intersectFaceAtUV() メソッドが追加されました。複数のフェースが交差している場合は、最初に交差したフェースが返されます。