ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

polyPinUV([createHistory=boolean], [operation=uint], [unpinned=boolean], [uvSetName=string], [value=float])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

polyPinUV は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

このコマンドは、UV を固定 / 固定解除するために使用します。「固定された」UV とは、修正してはならない UV です。

各 UV にはコネクトされたピン ウェイトがあり、その既定値は 0.0 (UV が固定されていない)です。ピン ウェイトを 1.0 に設定すると完全に固定されます。UV ツールはその UV を修正できません。ピン ウェイトを 0.0 と 1.0 の間の値に設定すると、UV ツールはその UV に対する変更を数字に応じてウェイトします。

UV の固定はシェイプノードによって強制されません。ピン ウェイトに従うかどうかは各ツールが自主的に決定します。

戻り値

boolean成功または失敗

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

uv, pin

フラグ

createHistory, operation, unpinned, uvSetName, value
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
createHistory(ch) boolean createqueryedit
コンストラクション ヒストリのないオブジェクトの場合、このフラグを使用して固定用のコンストラクション ヒストリの作成を強制できます。既定では、オブジェクトにヒストリがない場合には、ヒストリは作成されません。このフラグにかかわらず、ヒストリがある場合には、ヒストリは常に作成されます。
operation(op) uint createqueryedit
実行する操作。有効な値: 0: 選択した UV のピン ウェイト値を設定します。1: 選択した UV のピン ウェイトをゼロに設定します。2: メッシュ全体からピン ウェイトを削除します。3: メッシュ全体のピン ウェイトを反転します。既定は 0 です。
unpinned(unp) boolean queryedit
固定されていない選択したすべての UV をリストします。
uvSetName(uvs) string createqueryedit
UV を編集する UV セット名を指定します。指定されない場合は、現在の UV セットが使われます(存在する場合)。
value(v) float createqueryeditmultiuse
選択した UV コンポーネントのピンの値を指定します。複数回指定した場合、指定した UV にそれぞれ値が割り当てられます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# To set a pin value of 0.9 on the selected UVs.
cmds.polyPinUV( value=0.9 )

# List all selected UVs which are not pinned.
cmds.polyPinUV( q=True, unpinned=True )