プロセス設定ウィザード ダイアログ ボックス - 圧縮設定

プロセス設定ウィザードのこのページにアクセスするには、[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックします。ここでは、選択した熱硬化性樹脂解析順序の充填プロファイルに関連するプロセス設定を指定します。

注: 次の一覧の項目には、現在のダイアログ ボックスでは利用できないものもあります。利用できる項目は、選択したメッシュ タイプ、成形プロセス、解析順序に応じて異なります。
ダイアログ ボックスのウィジェット 説明
樹脂初期コンバージョン コンバージョン レベルを指定するには、-1~1 の範囲の値を入力します。
  • -1 = 誘導時間の開始 (該当する場合)
  • 0 = コンバージョンの開始
  • 1 = コンバージョンの終了
硬化時間 熱硬化性材料が、加熱により十分に架橋結合し固化するのに要する時間です。
エアマス比率

樹脂内に大量の空気が含まれているときは、エア マスの値を入力します。たとえば、半導体封止成形で使用されるペレットは、流量に影響を及ぼすほど大量の空気を含んでいる場合があります。[エア マス比率]値では、理想気体の法則を使用して、樹脂内の空気の圧縮性が考慮されます。これはマス比率単位であるため、小さな値でも樹脂内の大量の空気を表す場合があります。

ほとんどの場合、この値はゼロ(0)に設定できます。
ヒント: [エアマス比率]にゼロ以外の値を指定すると、流動解析が不安定になる場合があります。

[エアマス比率]は、リアクティブ成形、半導体封止成形、リアクティブ射出圧縮、リアクティブ圧縮成形のような、いくつかの 3D 熱硬化性プロセスでサポートされています。

雰囲気温度 雰囲気温度は射出成形を実施する現場の平均雰囲気温度を設定する必要があります。雰囲気温度のデフォルト値は 25℃ です。
プリコンディショニング解析 プリ コンディショニング解析を実行するかどうかを指定します。プリ コンディショニング データを使用して、樹脂温度を計算します。
データの編集 [データの編集]をクリックして、プリコンディショニング データを指定します。
アドバンス オプション [高度なオプション]ダイアログ ボックス が表示され、 フォースに反応する成形します。