このページは ReCap ファイル読み込みのオプションを調整するために使用します。
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[変換モード]
- ReCap プロジェクトが開かれたときにどのように変換されるかをコントロールします。
- [プロジェクト リンク]: Navisworks でプロジェクトへのリンクを示す単一のオブジェクトとしてプロジェクトが開きます。
- [スキャン]: Navisworks でスキャンごとに別のオブジェクトでプロジェクトが開きます。
- [ボクセル]: Navisworks でボクセル(ポイントの立方体)ごとに別のオブジェクトで、各スキャンごとにグループ分けされてプロジェクトが開きます。
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[最大インタラクティブ ポイント数]
- 対話型ナビゲーション中に、ReCap エンジンにより描画される点の最大数を指定します。既定値は 500000 点です。点の数を増加すると、レンダリングの品質は向上しますが、フレーム レートが低下します。この設定は、[スキャン]または[ボクセル]の変換モードとともに使用すると無視されます。
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[最大メモリ(MB)]
- ReCap エンジンに割り当てるメモリの最大量を MB 単位で指定します。既定値は 0 です。この値(0)では、メモリ リソースが次のように配分されます。64 ビット マシンの場合は、総メモリ容量の 1/3 と 4 GB のうち少ない方の量です。ReCap エンジンに多くのメモリ リソースを使用する場合は、この値を変更することができます。この設定は、[スキャン]または[ボクセル]の変換モードとともに使用すると無視されます。
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[点群密度(%)]
- レンダリングされる点の密度を指定します。既定の設定は 100% です。この設定では、ReCap ファイルをレンダリングすると、Navisworks がすべてのピクセルに対して 1 つの点のレンダリングを試みて、しっかりとした外観を実現するために必要な点のみを使用します。点群密度を 100% より減らしてレンダリングされる点を減らし、密度の低い外観を実現することができます。また、点群密度を 100% より増やしてピクセルごとに 1 つ以上の点をレンダリングすることもできます。これによりレンダリングの質を向上させることができますが、すべての詳細を描画するために非常に長く時間がかかります。
注: [プロジェクト リンク]変換モードを使用する場合、点群密度で有効な値は 100%、50%、25%、12%、6%、3%、1% のみです。その他の値はすべて、次に小さい有効な値と同じ動作をします。
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[ポイント間の距離]
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ReCap 点群におけるポイント間の距離を決定します。このオプションを使用すると、クラッシュ分析および表示で取得されるポイント数が制限されるため、多数のポイントが含まれている巨大な ReCap ファイルを操作する場合、レンダリング速度とパフォーマンスが向上します。
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[スケール インタラクティブ ポイント サイズ]
- 対話型ナビゲーション中に、ReCap エンジンにより描画される点のサイズを指定します。既定では、このチェック ボックスはオンになっています。点の間が塗り潰されるように点のサイズが大きく描画され、レンダリングがスムーズに表示されるようになります。このチェック ボックスがオフになっている場合、点は通常サイズで描画され、点の間のギャップが大きくなります。
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[最大インタラクティブ ポイント サイズ]
- サイズをインタラクティブにスケーリングするときの、ポイントの最大サイズを指定します。
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[光源を適用]
- 既定ではこのチェック ボックスはオフになっており、色と光源の値が入力ファイルから抽出されます。Autodesk Navisworks の光源モードを使用する場合は、このチェック ボックスをオンにします。
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[パブリッシュ時に外部参照を埋め込む]
- このオプションは、選択した[ReCap とテクスチャ データの埋め込み]オプションで NWD をパブリッシュするときの動作をコントロールします。このオプションは Navisworks Freedom には適用されません。
- [無効]: パブリッシュされる NWD に ReCap ファイルは埋め込まれません。
- [高速アクセス]: NWD を可能な限り速く開けるように、パブリッシュされる NWD に ReCap ファイルが現状のままで埋め込まれます。データの圧縮や暗号化は行われません。
- [圧縮]: パブリッシュされる NWD 内の別のデータと同様に ReCap ファイルが扱われます。圧縮され、パスワードが使用されている場合には暗号化されます。パブリッシュされたファイルを開くときに、ReCap ファイルが抽出されるのを待つ必要があります。