[選択ツリー]ウィンドウ

[選択ツリー] はドッキング可能なウィンドウで、モデルを作成した CAD アプリケーションで定義されたモデル構造のさまざまな階層ビューが表示されます。

Autodesk Navisworks では、この階層構造に基づいて、オブジェクト固有のパス(ファイルから特定のオブジェクトまでのパス)が識別されます。

Revit 2014 以降のファイル(RVT または NWC)の場合、モデル階層を構築して、各レベルの下にカテゴリ、ファミリ、タイプ、およびインスタンスを表示したり、Revit オブジェクトの作成に使用されたマテリアルを表示することができます。たとえば、ドアの場合、ガラスや木製パネルなど、構成要素のパーツに分割することができます。

ドロップ ダウンリストには、既定で 4 つのオプションがあります。

Autodesk Navisworks API を使用すると、カスタマイズした[選択ツリー]オプションを追加できます。

項目の名前は、可能であれば必ず、元の CAD アプリケーションでの名前を反映しています。[選択ツリー]から名前をコピーして貼り付けることができます。このためには、[選択ツリー]で項目を右クリックし、コンテキスト メニューの[名前をコピー]をクリックします。あるいは、[選択ツリー]で項目クリックし、[Ctrl]+[C]を押してもかまいません。これで、名前がクリップボードにコピーされます。

モデル構造を構成するジオメトリのタイプは、いくつかのツリー アイコンで表されています。それぞれの項目タイプには、非表示(グレー)、表示(ダーク ブルー)、必要(赤)のマークを付けることができます。

注: グループに非表示または必要のマークを付けた場合は、そのグループのすべてのインスタンスに非表示または必要のマークが付けられます。1 つの項目に対して 1 回だけ処理を行なわせる場合は、そのインスタンス化グループ(階層における上位すなわち親)を非表示または必要にマークしてください。