ここでは、製造形状のプロパティとパラメータの転送について説明します。
構造接合が作成されると、梁、柱、ブレースのジオメトリ形状は製造形状によって置き換えられます。製造形状は要素の実形状を表します。
要素の[プロパティ]メニューにある[カット長]パラメータと[体積]パラメータは、製造形状の値を表示します。要素の実形状には、接合部に作成されるすべての切り取りと切欠きが反映されます。
構造開口部とボイドによる切り取りは、製造形状に配置することができます。 接合部が配置される前に梁や柱に存在していた開口部やその他の切断フィーチャは、接合部の作成後に、製造形状に変換されます。
注: 梁に鉄骨接合を配置すると、接合要素が作成されます。この鉄骨接合により、梁の製造用表現(切断、切欠き、切り込みなど)がコントロールされます。製造用表現は、標準の構造用鉄骨ファミリとカスタム ファミリの両方で使用できますが、カスタム ファミリについてはいくつかの制限事項があります。 標準構造用鉄骨のコンテンツの形状を変更すると、標準値によって上書きされます。
注: 参照面の[切欠き]と[切断]を使用して修正された構造部材は(たとえば留め継ぎでは参照面を使用して梁が切断されます)、製造要素の作成時には無視されます。