パフォーマンスに対する悪影響を緩和し、MEP プロジェクト ワークフローを効率化するためのビューの設定方法を紹介します。
[モデル グラフィックス スタイル]設定は、スクロール、画面移動、ズームなどのビュー操作に関するパフォーマンスに影響を及ぼします。ビュー内で要素が重なった場合、ギャップや隠線処理を動的に生成する必要があることから、隠線処理スタイルには多くの処理能力が必要になり、その結果として多数の要素が表示されているビューのパフォーマンスが著しく影響を受けます。
ビュー内部で維持しなければならない生成済みの表示要素を減らすことによって建物要素の表示を簡略化すると、パフォーマンスを向上させることができます。これを実現するには、ビュー内に表示される要素の詳細レベルを下げます。[表示]タブ [グラフィックス]パネル
(表示/グラフィックス)をクリックします。[表示/グラフィックスの上書き]ダイアログの[詳細レベル]列以下にある[モデル カテゴリ]タブで、簡略化する不要な要素を指定します。
ビュー テンプレートでこれら個別の詳細レベル設定を行うと、プロジェクト全体の詳細レベルをすばやく簡略化することができます。