Revit では、Trimble® SketchUp® から読み込んだデータを、操作できない大きなジオメトリとして扱います。ただし、読み込んだ結果に手を加えられるように、Trimble® SketchUp® から読み込む時にレイヤ設定を変更することができます。
たとえば、レイヤベースで色またはマテリアルを割り当てるには、[管理]タブ
[設定]パネル
[オブジェクト スタイル]をクリックし、[読み込まれたオブジェクト]タブで設定を変更します。
Trimble® SketchUp® マス ファミリに Revit 設計データを読み込んでから、Revit プロジェクトにそのマス ファミリをロードすると、(設計の)マス面を壁、床、屋根に変換できます。(「他のアプリケーションからマス スタディを読み込む」を参照してください)。
注:
Revit では、Trimble® SketchUp® 8 以前のリリースで作成されたファイルの読み込みに対応しています。 それ以降の Trimble® SketchUp® で作成されたファイルには対応していません。
Trimble® SketchUp® で使用するために、Revit でコンテンツを作成する場合は、次の制限を考慮してください。
-
3D データの展開: Revit では、3D データを展開できません。展開しようとすると、3D 面が消え、警告メッセージが表示されます。
-
パラメータ: Revit では、ジオメトリの柔軟性をコントロールするためのパラメータを追加できません。ただし、読み込まれた要素の位置やその要素のマテリアルの割り当ての操作など、読み込まれたデータの操作ができるいくつかのコントロールを追加することはできます。
-
表示/グラフィックス: Revit では、表示/グラフィックスの設定を使用してジオメトリを操作したり、要素全体から一部を分離することはできません。
-
2 面サーフェス: マテリアルや色が Trimble® SketchUp® のサーフェスの片面にのみ割り当てられている場合、Revit は既定でそのマテリアルや色をサーフェスの両面に適用します。サーフェスの両面にマテリアルが存在する場合、Revit は面 1 のマテリアルを両面に適用します。面が Trimble® SketchUp® で別々にフリップおよびペイントされている場合、面の正しいマテリアルが Revit に表示されない可能性があります。
-
プロパティ: テクスチャ イメージ マップ、透過性、「滑らかな」曲面のサーフェス、文字と寸法、ラスター イメージ、保存済み「ページ」の各 Trimble® SketchUp® プロパティは、Revit の読み込みでは現在サポートされていません。
-
断面: 切断可能なファミリ カテゴリに読み込まない限り、読み込みを切断面で切り取ることはできません。「切断可能なファミリ」を参照してください。
-
SketchUp およびマス: Trimble® SketchUp® から読み込まれたデータがすべてマスに適しているとは限りません。「読み込まれたジオメトリについて」を参照してください。また、「他のアプリケーションからマス スタディを読み込む」を参照してください。
-
スケール: Trimble® SketchUp® の[スケール]ツールを使用して全体のスケールを設定したグループやコンポーネントは、正しいスケールで Revit に読み込まれない場合があります。展開された Trimble® SketchUp® モデルは、正しいスケールで読み込んでください。