図で確認しながら要素のスケールを変更するには、[スケール]ツールを使用して 3 回のクリック操作を行う必要があります。最初のクリックで基準点の位置が決まり、次の 2 回のクリックでスケールのベクトルが決まります。
Revit では、この 2 つのベクトルの長さの比からスケールが計算されます。たとえば、最初に 5 フィートのベクトルをスケッチし、次に 10 フィートのベクトルをスケッチしたとします。この場合のスケールは 2 です。その結果、要素は元のサイズの 2 倍になります。
スケーリングの詳細については、「要素のサイズ変更とスケールについて」を参照してください。
図で確認しながら要素のスケールを変更するには
必ず、壁や線分など、サポートされている要素のみを選択してください。選択した中に、サポートされていない要素が 1 つ入っているだけでも、[スケール]ツールは機能しません。
基準点とは、要素のサイズの変更元となる点です。カーソルはさまざまな参照にスナップします。スナップ点を変更する場合は、[Tab]を押します。
カーソルを移動すると、選択した要素の変更後のサイズを示す青色の外枠が表示されます。正しいサイズになるまで、その平面に沿ってカーソルを前後に動かします。
ベクトル 1 の両端がベクトル 2 の両端に一致するように、選択した要素のスケールが変更されます。