OSB/VPB の基本設定

OSB および VPB は、VRED の標準バイナリ ファイル形式です。書き出し時のジオメトリ ノードの交換には、OSB を使用します。VPB には VRED で使用可能なすべてのノード タイプを含むことができ、[保存]または[名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで使用します。

ローダ

チェックサム テスト

チェックサム テストを行うと、ファイルが VRED にロードされた後、正常に読み込まれたことを確認できます。チェックサム テストにより、ファイルのロード時間が長くなります。

失われたバリアント セットのプレビューを計算
VariantSets の失われたプレビュー イメージを生成します。
埋め込まれたスクリプトを実行
ファイルがロードされているときに、VPB 内に保存されているスクリプトが実行されます。

ライター

ファイル圧縮

VRED ファイルのサイズを縮小するために、ファイル圧縮を使用して保存できます。次のオプションを使用して圧縮品質を定義します。

  • [オフ]: 圧縮なし。サイズの大きなファイルとなりますが、保存およびロード時間は短くなります。

  • [高速]: 中程度の圧縮。ファイル サイズが縮小され、中程度の保存およびロード時間になります。

  • [最良]: 高い圧縮。ファイルに必要な容量は縮小されますが、このオプションでは保存およびロード時間が最も長くなります。

書き込み互換性のある(6.0 より前の)形式

VRED 6.0 より前のバージョンと互換性のある VPB/OSB ファイルを保存します。

書き込まれたファイルを検証

すべての書き込まれたデータを検証します。書き込み時間が長くなる可能性があります。

インライン テクスチャを使用

このファイル内にすべてのシーン テクスチャが含まれます。

テクスチャ圧縮
  • [なし]: 圧縮なし。テクスチャは変更されません。

  • [ロスレス]: データを失うことなく、すべてのテクスチャを圧縮します。

  • [ロッシー]: 大きな圧縮(より小さいファイル サイズ)が可能ですが、一部、精度の損失があります。

品質

ロッシー圧縮のみに適用されます。高品質になるほど低い圧縮となり、低品質になるほど高い圧縮となります。

差分保存

差分保存を有効化

古いバージョンから順番に複数のファイル バージョンを保存します。バージョン数は[差分の数]で定義します。

差分の数

増分保存機能によって保存されるバックアップの数です。