[読み込みオプション]を使用すると、テッセレーションおよびシーンの位置に合わせて、読み込まれたファイルのパラメータを設定できます。
テッセレーション
- サーフェス データを維持
- テッセレーション後に NURBS データを削除しないで維持します。後で再テッセレーションを行うか、直接 NURBS レンダリングを行うことができます。ただし、使用メモリは増加します。
- ジオメトリを結合
- 単一のシェルに、多数の NURBS サーフェスを持つことができます。ジオメトリを結合すると、単一の(ステッチされた)メッシュが作成されます。オフの場合は、サーフェスにつき 1 つのメッシュが作成されます。
- レイヤのグループを作成
- 元々レイヤで整理されていた項目(たとえば Autodesk Alias 内で)を、グループごとに整理します。それ以外の場合は、すべてのオブジェクトは同じ親ノードの下に配置されます。
- 空のグループを削除
- 子のないグループ ノードを削除します。
- ノードを共有解除
- 共有ノード インスタンスは独立したノードに変換されます。オンの場合、消費されるメモリ量が増加します。
- トランスフォームの値をフラッシュ
- 各ノードのトランスフォームをリセットします。トランスフォーム値は頂点にフラッシュされます。たとえば、ノードが X 方向に 100 mm 移動した場合、トランスフォームをフラッシュしてもノードは現在の場所にとどまりますが、X 値は 100 から 0 に変更されます。
- カーブとポリゴン線分を読み込み
- カーブおよびポリゴン線分のデータを除外しないで、読み込みます。
- テッセレーション品質
- [コード偏差]、[法線許容値]、および[最大コード長]に定義されたプリセット値です。
- [粗い] (1.0 - 30.0 - 400.0)
- [低] (0.15 - 20.0 - 300.0)
- [中] (0.075 - 10.0 - 200.0)
- [高] (0.0375 - 7.5 - 100.0)
- [カスタム]: カスタムの品質値です。
- コード偏差
- NURBS サーフェスからテッセレーションされたサーフェスまでの距離の許容値です(mm 単位)。値が小さいほど、ポリゴン モデルの精度は上がりますが、三角形数は増加します。
- 法線許容値
- 隣接する三角形の法線許容値(度)です。値が小さいほど、ポリゴン モデルの精度は上がりますが、三角形数は増加します。
- 最大コード長
- 三角形のエッジの最大長(mm)です。値が小さいほど、ポリゴン モデルの精度は上がりますが、三角形数は増加します。
- ステッチを有効化
- 隣接するエッジのステッチを有効化します。
- ステッチ許容値
- 隣接するエッジが互いにステッチされる条件をコントロールする許容値(mm)です。
詳細
詳細読み込みオプションを使用すると、読み込まれるファイルに含めるものと除外するものを指定することができます。
- テンプレート ジオメトリを読み込み
- この機能は Alias Wire ファイルのみに適用されます。
- カメラを読み込み
- この機能は Alias Wire ファイルのみに適用されます。
- バリアントを読み込み
- この機能は Alias Wire ファイルのみに適用されます。
- 並列読み込みタスクの最大数
- 読み込みタスクの最大数を設定します。この値を変更すると、メモリの使用量が増えます。
シーン
- アセット マネージャからマテリアルを適用
- 読み込まれたマテリアルを、アセット マネージャ内の類似したマテリアルで置き換えます。
- 原点の中心
- 読み込まれたジオメトリを、VRED 環境の中心に配置します。
- グラウンドに配置
- 読み込まれたジオメトリを地表プレーンに配置します。
- アニメーションを読み込み
- ファイルに含まれているアニメーションも読み込まれます。
- オブジェクト サイズを調整
- 読み込まれたオブジェクトの相対的なサイズを選択できます。これにより、レンダリング品質がリアリティの面で向上します。