インタフェース: HelpSystem

HelpSystem コアインタフェースは、3ds Max のオンラインヘルプファイルおよびローカルヘルプファイルへのアクセスを提供します。

3ds Max 2012 以降で使用可能です。

Interface: HelpSystem

プロパティ:

HelpSystem.productHelpLocation : enum:Read|WritehelpLocation enums: {#onlineHelp|#localHelp}

ヘルプシステムモードを取得/設定します。

#onlineHelp に設定すると、インターネットを介してオートデスクオンラインヘルプサーバからヘルプにアクセスできます。このモードでは、インターネットに接続する必要がありますが、最新のヘルプコンテンツを利用できます。

#localHelp に設定すると、ヘルプにはローカルドライブからアクセスできます。このモードではインターネットに接続する必要はありませんが、オンラインバージョンと比較し、ヘルプコンテンツが古くなっている可能性があります。

HelpSystem.localProductHelpPath : string:Read|Write

ローカルヘルプの保存先ディレクトリを取得/設定します。

HelpSystem.defaultLocalProductHelpPath : string:Read

ローカルヘルプファイルの既定の場所を取得します。これは、付属しているヘルプファイルを検索したり、HelpSystem.localProductHelpPath をその既定値に設定するために使用できます。

メソッド:

<bool>HelpSystem.ShowProductHelp <integer>helpContextId

既定の Web ブラウザで、オンラインヘルプの指定された helpContextId、または ID が無効な場合はインデックスページを開きます。

<bool>HelpSystem.SearchProductHelp <string>searchFor

指定された検索文字列のオンラインヘルプを検索します。

3ds Max 2013 以降で使用可能です。

<bool>HelpSystem.ShowMAXScriptHelp indexstring:<string> -- default indexstring: undefined

MAXScript のオンラインヘルプで、指定した検索文字列を検索します。3ds Max 2018 以降で使用可能です。

-- Example 1:
HelpSystem.ShowMAXScriptHelp()

-- Example 2:
HelpSystem.ShowMAXScriptHelp indexstring:"HelpSystem"

<bool>HelpSystem.ShowPythonHelp indexstring:<string> -- default indexstring: undefined

Python のオンラインヘルプで、指定した検索文字列を検索します。3ds Max 2018 以降で使用可能です。

-- Example 1:
HelpSystem.ShowPythonHelp()

-- Example 2:
HelpSystem.ShowPythonHelp indexstring:"Using PySide"

<bool>HelpSystem.OpenCHMFile <filename>helpfile indexstring:<string> -- default indexstring: undefined

指定した helpfile ファイルパス上の .CHM で、指定した検索文字列を検索します。3ds Max 2018 以降で使用可能です。

-- Example:
HelpSystem.OpenCHMFile "C:\help\my_downloaded_help.chm" indexstring:"Hello World"