Matrix3 Scripted コントローラ

   

アニメーション コントローラ - クイック ナビゲーション

変換スクリプト コントローラには、位置/回転/スケール (PRS) コントローラに含まれるすべての情報が、1 つのスクリプト行列値として格納されます。位置、回転、スケールごとに独立したトラックを持つ構成ではなく、1 つの[スクリプト コントローラ]ダイアログ ボックスから同時にアクセスできます。スクリプトによって変換値が定義されるため、簡単にアニメートできます。

コントローラ スクリプトの値は、matrix3 値でなければなりません。Matrix3 値は、4 × 3 の 3D 変換行列です。

[スクリプト]編集ボックスに入力されたテキストを MAXScript ブロック式として解釈します。入力できる式の数や行数には、特に制約はありません。入力した式は順次評価されます。入力した式は順次評価されます。最後の式の値がコントローラ値になります。この結果、変換スクリプト コントローラの matrix3 値が生成されます。

入力したテキストは 1 つのブロック式内のスクリプトなので、スクリプト内のみで有効なローカル変数を宣言することができます。ローカル変数は一時的な変数で、一度評価されると無効になります。また、 MAXScript 内のその他すべてのスクリプトで共有されるグローバル変数を宣言したり、グローバル変数にアクセスしたり、その値をある評価から次の評価へ持ち越したりすることができます。

コントローラは、常に特定のアニメーション時間について評価されます。これは、現在の時間を示すタイム スライダか、アニメーションの再生中やレンダリング中の場合は、増分しているフレーム タイムになります。スクリプト コントローラの場合、評価される時間を使用して「その時点の」コントローラ スクリプト周辺の自動コンテキストを設定し、(その他の「その時点の」明示的な式の外側で) アクセスしたあらゆるプロパティが現在のコントローラ評価時間について正しい値を生成するようにします。これは、正しい時間に作動するようにするために、スクリプトで特別なことを何もする必要がないことを示しています。評価時間は、MAXScript の標準変数 (current Time) でチェックできます。また、通常の MAXScript プログラミングのように、スクリプトに「その時点の」明示的な式を使用することで他の時間のシーン プロパティを参照することができます。

t=transform_script ()
t.script ="(matrix3 1)"