解析に入力ファイルを送信する

入力ファイルをコマンド プロンプトから解析に送信する準備ができました。

Helius PFA を使用した進行性疲労解析に固有のパラメータがすべて追加されました。これには、解析の初期温度の指定、疲労荷重ステップの作成、HIN ファイル内のブロック荷重履歴の指定が含まれます。

製品のインストールには、Helius PFA のジョブの送信を簡単に実行するための ansys-compan.bat というバッチ ファイルが含まれています。このバッチ ファイルは、コンピュータの Helius PFA フォルダにある「bin」フォルダ内にあります。ここでは、このバッチ ファイルの使用方法を説明します。

  1. Autodesk Helius PFA コマンド シェルを開きます。
    • このコマンド シェルへのショートカットは、製品のインストール時にデスクトップにインストールされています。
    • ショートカットを削除した場合は、コマンド シェルは heliuscmd.exe という名前で、Helius PFA フォルダの「bin」フォルダ内にあります。
  2. 次のように入力して、フォルダを入力ファイルの場所に変更します。
    cd [directory address]

    たとえば、入力ファイルが "C:¥Test Folder"に格納されている場合は、次に示すように "cd C:¥Test Folder"と入力します。

  3. 次のようにコマンドを入力してジョブを送信します。
    ansys-helius 180 Tutorial_4.ans

    上記では、ansys-helius は、カスタム ANSYS の実行ファイルを使用してジョブを送信するバッチ ファイルを呼び出し、180 は ANSYS のバージョン(170、171、172 はその他の有効なオプション)で、Tutorial_4.ans は入力ファイル名です。

    注: 解析のために入力ファイルを送信する前に、ANSYS Mechanical APDL アプリケーションを閉じる必要があります。