AutoCAD 2014 以前で VBA IDE を使用して作成されたオートメーション プロジェクト、または Visual Basic .NET で作成されたスタンドアロン アプリケーションを AutoCAD の最新のリリースで動作させるには、更新する必要があります。
AutoCAD オートメーション プロジェクトは、次のタイプ ライブラリを使用します。
-
acax<リリース><言語>.tlb
- cao16<言語>.tlb - AutoCAD 2014 以前
- cao16<言語>.tlb - AutoCAD 2015 以降
注: <リリース> はインストールされている製品のリリース、<言語> は AutoCAD が使用する言語です。タイプ ライブラリは、フォルダ <ドライブ>:¥Program Files¥Common Files¥Autodesk Shared に格納されています。
AutoCAD オートメーション プロジェクトは、CreateObject、GetObject、および GetInterfaceObject メソッドに対して、AutoCAD.Application ProgID を使用します。たとえば、AutoCAD オートメーション プロジェクトで CreateObject 関数を使用する場合、CreateObject("AutoCAD.Application") を使用して、ワークステーションで最も新しく起動したリリースの AutoCAD を起動することができます。
ProgID でメジャー リリース番号および/またはマイナー リリース番号を指定することにより、オートメーション プロジェクトは製品の特定のリリースを起動することができます。たとえば、ProgID が
- "AutoCAD.Application.23" の場合は AutoCAD 2019 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.22" の場合は AutoCAD 2018 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.21" の場合は AutoCAD 2017 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.20.1" の場合は AutoCAD 2016 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.20.0" の場合は AutoCAD 2015 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.20" の場合は AutoCAD 2015 または AutoCAD 2016 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.19.1" の場合は AutoCAD 2014 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.19.0" の場合は AutoCAD 2013 が起動されます。
- "AutoCAD.Application.19" の場合は AutoCAD 2013 または AutoCAD 2014 が起動されます。
注: 起動する特定のバージョンがインストールされている必要があります。