AutoCAD ベースのプログラムでは、デジタル署名は、カスタム プログラム ファイルを安全にロードできるかどうかを確認するために使用されます。ファイル拡張子が LSP、MNL、FAS、または VLX の AutoLISP ファイルには、デジタル署名を行うことができます。
AutoLISP ファイルに署名を行うためには、事前にデジタル証明書をコンピュータにインストールしておく必要があります。デジタル証明書を作成する方法についてはトピック「デジタル証明書を作成するには」を、証明書をインポートする方法については、トピック「デジタル証明書をインポートするには」を参照してください。
注: デジタル署名された VLX ファイルを AutoCAD 2015 以前の AutoCAD ベース製品にロードすることはできません。VLX ファイルにデジタル署名を行う前に、VLX ファイルのバックアップ コピーを作成してください。
- 次のいずれかの操作を行います。
- Windows 7: Windows の[スタート]ボタン
[すべてのプログラム]
[Autodesk]
[<製品名>]
[デジタル署名をアタッチ])をクリックします。
- Windows 8: Windows の[スタート]画面で、右クリック(または、画面の下端から上にスワイプ)し、[すべてのアプリ]をクリックします。[Autodesk]セクションまでスクロールし、<製品名>
[デジタル署名をアタッチ]をクリックします。
- Windows 8.1: Windows の[スタート]画面で、画面の左下コーナー近くにある[すべてのアプリ]ボタンをクリックします(または、画面の下端から上にスワイプします)。[Autodesk]セクションまでスクロールし、<製品名>
[デジタル署名をアタッチ]をクリックします。
- Windows 10: Windows のスタート ボタン
[すべてのアプリ]
[Autodesk]
[デジタル署名をアタッチ]をクリックします。
- [デジタル署名をアタッチ]ダイアログ ボックスで、[ファイルを追加]をクリックします。
ヒント: 署名対象の AutoLISP ファイルが複数のフォルダにある場合は、[フォルダを検索]をクリックします。
- [ファイルを選択]ダイアログ ボックスで、デジタル署名を行う AutoLISP ファイルを検索して選択します。[開く]をクリックします。
ヒント: 複数のファイルを選択するには、[Ctrl]を押したままにします。
- [デジタル署名をアタッチ]ダイアログ ボックスの[デジタル ID (証明書)を選択]セクションで、デジタル ID (証明書)を選択します。
- [署名情報]セクションで、[タイム スタンプの取得先]ドロップダウン リストをクリックし、サーバまたはローカル コンピュータを選択します。
注: タイム サーバとの接続に失敗した場合は、別のサーバを選択するか、[このコンピュータの時間]項目を選択します。
- 必要に応じて、[コメント]テキスト ボックスに、ファイルにデジタル署名を行う理由を入力します。
- [ファイルに署名]をクリックします。
- [署名の完了]メッセージ ボックスで、[OK]をクリックします。
- [デジタル署名をアタッチ]ダイアログ ボックスで、その他のファイルに署名を行うか、[閉じる]をクリックします。
- 新しく署名したファイルを AutoCAD ベースのプログラムにロードし、デジタル署名が認識されることを確認します。
注: AutoLISP ファイルを変更すると、署名は無効になります。前述の手順でファイルに再署名し、デジタル署名を置換するように求めるプロンプトが表示されたら、デジタル署名するファイルの数に基づいて、[既存の署名を置換]または[既存の署名をすべて置換]をクリックします。