加工データの例

この例の C1 は最初のパス、C2 は 2 番目のパスを示しています。

送り - 送り速度です。

加工条件 - EPAK 値です。EPAK 値が E1251 の場合、1251 を入力します。

注: さまざまな材料や厚さに対応する EPAK 値については、マシンのマニュアルを参照してください。例えば、厚さ 0.5 インチのアルミニウム、厚さ 0.75 インチのアルミニウム、厚さ 0.5 インチのチタンなどに対応する EPAK 値があります。EPAK の各値には、On Time、Off Time、Dwell、Voltage などの設定が含まれています。

補正登録 は、各 補正量 を特定のパスと関連付けます。NC データ上で H11、H12 などと出力されます。

補正量 は、基本的にワイヤー半径とワイヤー オフセット量の合計です。補正量の詳細については、マシンのマニュアルを参照してください。

この例の加工データから出力される NC データは次の通りとなります。表の数値に対応する箇所は、太字になっています。

N10 G90
N15 M101
N20 M106 Q-2
N25 G53 G92 X-95.956 Y-61.722 Z0
N30 M20 (WIRE THREAD LN)
N35 M78 ( FILL TANK )
N40 M78
N45 M80 ( FLUSHING ON )
N50 M82 ( WIRE FEED ON )
N55 M84 ( MACHINING ON )
N60 M90 ( ADAPTIVE CONTROL ON )
N65 H11=0.006
N70 E1251  F0.090
N75 G01 G42 X-369.727 Y-348.437 H11