[オプション] > [ファイル] > [既存のファイル]

既存のファイル ページを使用して、既存のファイルの 工具送り/回転数、ログ ファイルを保存するかどうか、および ファイルの場所 を指定します。

工具 - パーツ ファイルとともに保存した工具箱を使用するか、FeatureCAM の工具箱を使用するかを選択します。

FeatureCAM でパーツ ドキュメントを開くと、工具箱と工具は次のように設定されます。

  1. ファイルを作成するのに用いられた工具箱の名前は、.fm ファイルに保存されています。 現在使用中のバージョンの FeatureCAM に同じ名前の工具箱が存在する場合、その工具箱に更新されます。 存在しない場合、最後に開かれた工具箱が用いられます。
  2. パーツ ファイルで上書きしたすべての工具は、現在の工具箱にコピーされます。 これらの工具は一時的なもので、パーツが開いている間のみ使用することができます。
  3. パーツでされた工具のみが含まれた、新規工具箱が作成されます。 この工具箱には、オーバーライドされた工具と自動選択されたすべての工具が含まれます。 工具箱の名前は、<ファイル名>_tools_from_last_save となります。 この工具箱は一時的なもので、パーツが開いている間のみ使用することができます。
  4. パーツ ドキュメントとともに保存されている工具データを使用 を選択すると、この新規工具箱がアクティブ工具箱になります。
注: パーツ ドキュメントとともに保存されている工具データを使用 を選択すると、同じ工具で加工します。 この工具箱には、パーツの編集時に、追加のフィーチャーを加工するための十分な数の工具が保存されていない可能性があります。そのため、使用は推奨されていません。

送り/回転数 - パーツ ファイルとともに保存された送り/回転数テーブルを使用するか、FeatureCAM のデータベースからの送り/回転数テーブルを使用するかを選択します。

FeatureCAM でパーツ ドキュメントを開くと、工具箱と工具は次のように設定されます。

  1. ファイルの保存時には、パーツの材料の送り/回転数テーブルもあわせて保存されます。
  2. パーツ ドキュメントとともに保存されている 送り/回転数テーブルを使用 を選択すると、このテーブルがデータベースとして使用されます。
  3. FeatureCAM の 送り/回転数テーブルを使用 を選択すると、既存のデータベースが用いられます。

ファイルを開く際、保存されている情報の内容を問い合わせ - 保存情報が含まれているファイルを開くときにプロンプトが表示されるようにします。

ログ - イベント ログとパフォーマンス ログを保存するかどうかを指定し、エラーのレポートに必要な場合に格納される場所を指定します。

.ini フォルダーを参照FeatureCAM のカスタム ユーザー設定が保存される場所です。

ファイルの場所 - ファイルを開いたり、保存したり、インポートしたりするためのデフォルト ディレクトリです。ファイルの場所 を特定のフォルダーに設定すると、以降 FeatureCAM の起動時、FeatureCAM は常に該当のフォルダーで開きます。さらに、FeatureCAM は、FeatureCAM ショートカットとして設定された 作業フォルダー を無視します。 作業フォルダーは、パーツを初めて開いたり、保存したり、インポートしたりする際に使用されます。 ただし、セッション中に新規フォルダーに移動すると、以降、そのフォルダーが(パーツを初めて開いたり、保存したり、インポートしたりするのに)使用されます。 FeatureCAM は現在のフォルダーにしたがって作動するため、セッション中に他のフォルダーを参照すると、それ以降同じセッションでファイルを開いたり、保存したりする場合はその新規フォルダーが用いられます。 ただし、FeatureCAM の次回起動時には、ファイルの場所 フォルダーが使用されます。