Autodesk Vault は、複数の設計チームが参加する連携環境で Autodesk Civil 3D とともに使用できるプロジェクト管理ソリューションです。クライアント サーバ ネットワーキング モデルに基づく Vault データベースは、指定されたサーバに配置され、プロジェクト参加者のクライアント コンピュータからアクセスできます。Vault を使用すると、DWG ファイルはもちろん、すべてのエンジニアリング データと関連データ(水理学設計、解析、および他の設計ソフトウェアから生成されたデータなど)を共有および管理できます。
Autodesk Vault は、Autodesk Civil 3D のインストール メディアからインストールできません。Vault クライアントおよびサーバ アプリケーションは、 Autodesk Account からダウンロードして取得することができます。
Autodesk Vault には有料バージョンと無料バージョンがあります。
- 一般的に Autodesk Vault として知られる Vault の無償バージョンは、スタンドアロン アプリケーションです。Autodesk Civil 3D とは別に起動しなければならず、Autodesk Civil 3D ヘルプ システムで説明されている[プロスペクター]インタフェースは使用されません。Autodesk Vault Basic の Autodesk Civil 3D とのインタフェースの方法は、他のオートデスク製品と同じです。Autodesk Vault Basic の詳細は、Vault に含まれているヘルプ システムを参照してください。
- Vault の有料バージョンである Vault Professional および Vault Workgroup は、Autodesk Civil 3D インタフェースと密接に統合されます。Vault のこれらのバージョンでは、Autodesk Civil 3D ヘルプ システムで説明されている[プロスペクター]インタフェースを使用して、プロジェクト オブジェクトを管理することができます。