iLogic オプションの設定にするには

外部ルールおよび DLL ファイルの場所を設定したり、オートメーション オブジェクトにアクセスしたり、DoubleForEquals を無効にしたり、iLogic バージョンの詳細を表示することができます。

外部ルールと DLL ファイルの場所の設定

  1. リボンで、[ツール]タブ [オプション]パネル [iLogic 環境設定]の順にクリックします。
  2. [外部ルール フォルダ]の横にある をクリックして、フォルダを一覧に追加し、上向きおよび下向き矢印を使用して、検索順序を定義します。
  3. [外部ルール ファイルの既定の拡張子]フィールドでファイル拡張子を選択します。
    • .vb ファイルは、Visual Studio で編集できます。
    • .txt ファイルは、Microsoft メモ帳などのテキスト エディタを使用して編集できます。
    • .iLogicVB は、iLogic で処理される標準の iLogic ルール コードを含むファイルを示しています。
  4. [iLogic アドイン DLL フォルダ]フィールドで、他の .NET アセンブリのコードを含むフォルダを選択します。
  5. iLogic 環境設定をエクスポートするには、[エクスポート] ファイル名を入力、または置き換える既存のファイルを選択 [保存]を選択します。
  6. iLogic 環境設定をインポートするには、[インポート] インポートするファイルを指定 [開く]を選択します。
  7. [OK]をクリックします。

オートメーション オブジェクトへのアクセス

iLogic ルールからオートメーション オブジェクトにアクセスするには、iLogicVb.Automation プロパティを使用します。

オートメーション オブジェクトによって、Autodesk.iLogic.Interfaces.iLogicAutomation インタフェースが実装されます。このインタフェースのドキュメントは、Autodesk.iLogic.Interfaces.xml で提供されています。

DoubleForEquals の無効化

DoubleForEquals は、ルールで使用するすべての Inventor 数値パラメータの既定の型です。

次のステートメントをルールの先頭で使用することで、この設定を無効にすることができます。

iLogicOption DoubleForEquals Off

このステートメントは、Visual Basic の標準の Option ステートメントと等価です。

ログ レベル

[ログ レベル]設定を使用して、iLogic ロギングとルール エディタでのルール トレーシングに使用するログ レベルを設定します。

セキュリティ

[iLogic セキュリティ]ダイアログ ボックスにアクセスするには、[セキュリティ オプション]ボタンをクリックします。これらの設定を使用して、安全でないルールを識別するためのセキュリティ チェックを有効にします。