次のメソッドは、外部ファイルおよびディレクトリへのアクセスを提供します。
与えられたワイルドカードのパス名と一致するファイル名の配列を返します。
getFiles() は、ファイル またはファイル パターンが存在するかどうかを判断するときにも使用できます。
単一のファイルのみをチェックし、ワイルドカードパターンをサポートしない「doesFileExist()」も参照してください。
与えられたワイルドカードのディレクトリ パス名と一致するディレクトリ パスの配列を返します。
パスが問題なく作成されたか、既に存在する場合には true を返します。
引数が無効なパスであるか、書き込み権が不十分なためにパスが作成されなかった場合には false を返します。
オプションの all: キーワード引数が true に設定されると(3ds Max 9 以降の既定値。3ds Max 8 での既定値は false )、パスで指定されたすべてのサブディレクトリ レベルが作成されます(存在しない場合)。
MAXScript では、ディレクトリを削除するためのメソッドは提供されていません。回避策は HiddenDOSCommand() の最後の例を参照してください。
<bool>removeDir <directory_path_string>
指定したディレクトリを削除します。辞書が削除された場合は、true を返します。
ファイルが MAXScript 内で開かれている場合は失敗します。開かれているファイルを閉じるには、ASCII ストリーム、バイナリ ストリーム用の適切な close()メソッドを使用するか、ローカル スコープが原因でハンドルにアクセスできない場合には gc() を使用して手動ガベージ コレクションを呼び出します。
実際のファイルについてのみ動作し、 makeDir() を使用して作成されたディレクトリには使用できません。ディレクトリを削除する方法については、HiddenDOSCommand() の最後の例を参照してください。
成功した場合は true 、失敗した場合は false を返します。
これは、ディレクトリ間でファイルを移動するときにも使用できます。
新しい名前のファイルが既に存在していたり、名前を変えようとしているファイルが MAXScript 内で開かれている場合、処理は失敗します。
成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。
既存のファイルが MAXScript 内で開かれている場合、ターゲット ファイルを作成できない場合、またはターゲット ファイルがすでに存在している場合は失敗します。後者の場合は、 deleteFile() を使用して最初に既存のターゲット ファイルを削除することができます。
成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。
getFileAttribute <filename_string> <attribute> setFileAttribute <filename_string> <attribute> <boolean>
ファイルに関連付けられているアトリビュートを取得/設定します。
get 関数は、指定されたアトリビュートの状態に基づいて true または false を返します。
set 関数は、指定された個々のアトリビュートの状態を設定します(その他のアトリビュートには何も行いません)。
指定されたファイルの修正日を文字列で返します。例: "1/29/99 1:52:05 PM"
指定されたファイルのファイルおよび製品バージョンを返します。ファイル内でデータが指定されていないと、「不明」が返されます。通常、このデータは実行ファイルおよびアプリケーション拡張ファイル(.dll など)に対して指定されます。
指定されたファイルが存在し、指定されたセキュリティアトリビュートが設定されている場合は true を返します。ここで、<attribute>は #read 、 #write 、 #execute 、 #all のいずれかです。
<file_name>がディレクトリで、かつ<attribute>が #write または #all であり、ディレクトリのセキュリティ属性が書き込み可能であることを示している場合には、このメソッドはこのディレクトリに一時ファイルを作成することによって、このディレクトリが実際に書き込み可能であることを確認しようとします。
testFileAttribute: が false であるか指定されていない場合、または<file_name>にディレクトリが指定されている場合は、ファイルのファイル属性はテストには含まれません。
testFileAttribute: が true で<file_name>にファイルが指定されている場合は、ファイル属性(読み出し、書き込み、実行)はセキュリティ属性と AND 処理されます。
指定されたディレクトリが存在し、そのディレクトリに書き込める場合は、 true を返します。
3ds Max 6 以降 では、現在の 3dsmax.ini ファイルを文字列で返します。ini 設定をレジストリ内に保存する製品の場合、このメソッドは undefined を返します。INI ファイル キーへのアクセス も参照してください。