Maya は「オープン」な製品です。つまり、Autodesk 社外の方でも、既存の機能の変更やまったく新しい機能の追加が実施できます。この「オープンさ」には、Maya コマンド(詳細については、このマニュアル内の他のページをご覧ください)と C++ Maya API への Python インタフェースが含まれます。 後者を Maya Python API と呼びます。Maya Python API は、サポート対象のすべてのプラットフォーム、つまり Microsoft® Windows® (64 ビット)、Linux® (64 ビット)、Apple® Mac OS® X で使用できます。
Maya API のほとんどの機能は Maya Python API で使用可能です。次のようなタイプのソリューションを作成できます。
このマニュアルはオリジナルの Maya Python API 1.0 についてのみ記述します。Maya 2012 では、Python API 2.0 という新しい API を利用することができます。これは元の Python API を拡張したバージョンで、より Python に近いワークフローと改善されたパフォーマンスを提供します。 新しい API マニュアルは Autodesk Maya デベロッパー センターおよび「Maya Python API 2.0」のセクションにあります。