Maya Developer Toolkit (別名 Maya devkit)は、Maya の機能を拡張するカスタム プラグイン、スクリプト、およびアプリケーションを作成するために使用されます。
Maya devkit には、Visual Studio 2015 Update 3 および CMake が必要です。
CMake は、https://cmake.org/download/ からダウンロードできます。
Maya devkit は Maya デベロッパー センターからダウンロードできます。
Maya デベロッパー センター ページの下部にスクロールして、devkit のパッケージを見つけます。該当するリンクをクリックして、devkit をダウンロードします。
devkit zip パッケージを C:¥Users¥<Username>¥
フォルダに解凍して、C:¥Users¥<Username>¥devkitBase¥
フォルダを作成します。
C:¥Users¥<Username>¥devkitBase¥plug-ins
フォルダを作成します。このフォルダ内に、作成したプラグインおよびスクリプトを保管します。
C:¥Users¥<Username>¥devkitBase¥plug-ins
の下に plug-ins
、scripts
、および icons
フォルダを作成します。
C:¥Users¥<Username>¥Documents¥maya¥<version_number>¥Maya.env
ファイルを変更して、プラグインおよびスクリプトを示す 3 つのパス変数を作成します。開発している Maya のバージョンに対応する Maya.env
ファイルを使用します。
MAYA_PLUG_IN_PATH=C:¥Users¥<Username>¥devkitBase¥plug-ins¥plug-ins
MAYA_SCRIPT_PATH=C:¥Users¥<Username>¥devkitBase¥plug-ins¥scripts
XBMLANGPATH=C:¥Users¥<Username>¥devkitBase¥plug-ins¥icons
注:
C:¥Users¥<Username>¥Documents¥maya¥<version_number>¥
フォルダは Maya を初めて起動したときに作成されます。このフォルダが表示されない場合は、Maya を起動してください。
Maya はこれらのパスを使用して、これらのフォルダ内でプラグインやスクリプトを自動的に検出します。これらのパスが設定されていない場合は、Maya のプラグイン マネージャを開いて、プラグインおよびスクリプトの場所を手動で参照し、これらをロードする必要があります。
DEVKIT_LOCATION
および MAYA_LOCATION
環境変数を追加し、Maya の bin
フォルダを含めるように PATH
変数を変更します。
重要: 複数のバージョンの Maya をインストールしている場合は、プラグインやアプリケーションをビルドするコマンド ウィンドウでこれらの変数を設定します。ユーザの環境変数にこれらの変数を設定すると、システムにインストールされている他のバージョンの Maya と競合する可能性があります。
DEVKIT_LOCATION
は、Maya devkit のインストール フォルダを示す必要があります。
MAYA_LOCATION
は、開発している Maya のバージョンがインストールされている場所を示す必要があります。
既定では、Maya は C:¥Program Files¥Autodesk¥<maya_version>
にインストールされます。
set DEVKIT_LOCATION=C:¥Users¥<Username>¥devkitBase¥
set MAYA_LOCATION=C:¥Program Files¥Autodesk¥<maya_version>
set PATH=%PATH%;%MAYA_LOCATION%¥bin