大変形解析ソルバー パラメータ ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスは、大変形応力/反り解析のソルバー パラメータの各設定値を指定するために使用します。

このダイアログ ボックスにアクセスするには、[反り]または[応力]を含む解析順序を選択していることを確認して、[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[次へ]をクリックしてウィザードの[反り設定]ページまたは[応力設定]ページにナビゲートし、[反り解析タイプ]または[応力解析タイプ]オプションを[大変形]に設定して、[ソルバー パラメータ]をクリックします。

注: すべてのソルバー パラメータには、ほとんどの解析に適用可能な既定値が指定されています。
ダイアログ ボックスの要素 説明
不完全性を適用して収束させる 以前に実行した大変形解析が収束問題で失敗した場合に、不完全性をモデルに適用してこの問題を解決します。
相対収束許容値 反復数値解法のための解の収束目標を設定します。値を低くすれば精度の高い解析結果が得られますが、それだけ計算時間が長くなります。
荷重増分ステップの最大数 非線形性解析でプログラムが実行できる荷重増分 (ステップ) の上限を入力します。
最大荷重係数 1 未満の小数値は、完全な収縮ひずみのうちのどれだけ適用すべきかを示します。1 未満の値では、最大収縮荷重でも収束することができないものの、たわみの形状を把握するために有用なことがあります。
ステップあたり最大荷重係数増加 大規模な変形解析の場合、数ステップに分けて収縮荷重を徐々に適用します。これら荷重ステップの最大増分を、このパラメータで制御しています。
ステップあたり最大収束計算回数 このオプションでは、非線形解析の各ステップでソルバーが平衡収束するまで実行する反復計算の限界回数を指定します。
応力結果出力 結果が利用できる荷重ステップを制御します。
荷重漸増法 荷重漸増ステップの漸増度を決めるためのさまざまなスキームがソルバーに用意されています。
剛性マトリックスの再構築 非線形性解析で使用する初期解析方法を指定します。