[プロパティの編集]ダイアログボックス

このダイアログ ボックスは、マイクロセルラー射出成形プロセスで使用する超臨界流体の特定のデータを入力する場合に使用します。

前提条件
メッシュ タイプ: 解析順序に特有のもの
  • 3D
  • Dual Domain
  • Midplane
成形プロセス: 熱可塑性樹脂マイクロセルラー射出成形
解析順序: メッシュ タイプに依存
ダイアログ ボックスの位置
[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックして、[マイクロセルラー射出成形設定]のページが表示されるまで[次へ]をクリックします。マイクロセルラー発泡ガスに関連付けられた[プロパティの編集]をクリックします。
ダイアログ ボックスの要素 説明
カスタム発泡ガスの名前

(カスタム ガスのみ)

[マイクロセルラー発泡ガス]として[カスタム]を選択した場合は、ここにガスの名前を入力します。

ガス分子量(カスタム)

[マイクロセルラー発泡ガス]に対し[カスタム]を選択した場合、ここにガスの分子量を入力します(単位はダルトン)。

表面張力(グッゲンハイム モデル)

フィッティングされた古典的気泡核生成モデルを選択した場合、表面張力を表すために Guggenheim モデルが使用されます。このモデルでは、表面張力が臨界温度で 0 になることが考慮されます。

  • SIGM0 は、各材料の定数です。使用している材料の値を入力します。
  • 1/ Tc。Tc は、臨界温度です。
ガス粘度係数 溶融樹脂へのガスの溶解は、マイクロセルラー射出成形で使用する粘度モデルに影響を及ぼします。このモデルは、両方の気泡核生成モデルで使用されます。3 つのデータ フィッティング粘度係数、v1、v2、および v3 を入力します。
ガス溶解度係数 溶融樹脂へのガス溶解度は、溶融樹脂の粘度と成形品の気泡サイズの両方に影響します。このガス溶解度モデルは、両方の気泡核生成モデルで使用されます。2 つのデータ フィッティング溶解度係数、k1 と k2 を入力します。
ガス拡散係数 マイクロセルラー射出成形プロセスの初期ステップにおいて溶融樹脂に溶解したガスは、プロセス中に気泡が核生成して増大し、発泡段階で溶融樹脂から拡散していきます。このガス拡散モデルは、両方の気泡核生成モデルで使用されます。2 つのデータ フィッティング拡散係数、d1 と d2 を入力します。

フィッティングされた古典的核生成モデル パラメータ

フィッティングされた古典的核生成モデルは、単位体積と時間あたりの気泡核生成を表します。 2 つのデータ フィッティング係数、F1 と F2 を入力します。