[マルチバレル リアクティブ成形コントローラ]ダイアログ ボックス

[マルチバレル リアクティブ成形コントローラ]ダイアログ ボックスは、マルチ バレル リアクティブ成形解析におけるマルチバレル コントローラに関連する設定を指定するために使用します。

前提条件
メッシュ タイプ: Midplane
成形プロセス: マルチバレル リアクティブ成形
解析順序: 充填+保圧を含む
モデル: 各レイヤにマルチバレル射出(MBI)の射出位置が含まれている
ダイアログ ボックスの位置
MBI の射出位置上で右クリックします。[プロパティ]を選択します。

すべてのソルバー パラメータに、ほとんどの解析でそのまま使用できる既定値が設定されています。

ダイアログ ボックスの要素 説明
最大成形機射出ストローク

射出成形機で使用する最大許容射出ストロークを指定します。

最大許容射出ストロークを入力します。

成形機スクリュー直径

成形機の射出成形スクリュー サイズを指定します。

射出成形機のスクリュー サイズを入力します。

ポット内の遅延時間

キャビティに射出する前に、成形コンパウンドをポット内に保持する時間を指定します。

この遅延時間は反応速度計算で考慮されます。

通常、ポット壁面温度は成形コンパウンド温度より高温であるため、成形コンパウンドはこの遅延時間に加熱されます。

ヒント: プリ コンディショニング解析に適切なデータがない場合は、この値はゼロに設定できます。プリ コンディショニング解析は省略されますが、精度はわずかに低下するだけです。
充填制御

解析の充填過程の制御方法を指定します。