プロセス設定ウィザードのこのページにアクセスするには、 ( )をクリックします。ここでは、選択した解析順序のリアクティブ成形に関連するプロセス設定を指定します。
ダイアログ ボックスの要素 | 説明 |
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金型表面温度 | 樹脂が金型に接触する部分の樹脂と金属の境界の金型温度。
これが入力ボックスの場合は、必要な金型温度を入力します。 注:
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樹脂温度 | 樹脂がキャビティに流入開始時の、溶融樹脂または樹脂の温度。
これが入力ボックスの場合は、適切な樹脂温度を入力します。 注:
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基準射出時間 | プロセスにおいて、射出装置で使用する射出時間を入力します。
実際の予測射出時間は、ウィザードの次のページで指定する射出プロファイル設定、および予測充填パターンによって影響されます。 |
樹脂初期コンバージョン | -1 から 1 までの値を入力して、射出位置での初期コンバージョン(硬化)レベルを指定します。 |
硬化時間 | 熱硬化性材料が、加熱により十分に架橋結合し固化するのに要する時間です。 |
成形機圧力限界 | 射出成形機で使用する最大許容油圧を指定します。
最大成形機射出圧力、またはコンバージョン率を伴う最大油圧のいずれかを設定できます。 成形機の最大射出圧力を指定します。 |
油圧シリンダー/スクリュー面積比 | これは、射出成形機のピストンの油圧に対するスクリュー前面の材料圧力の比率です。
この比率は通常、成形機のマニュアルに記載されています。通常、この比率は 7~15 の範囲で設定し、標準値は 10 です。 油圧シリンダー/スクリュー面積比を入力します。 ヒント: 成形機油圧シリンダー/スクリュー面積比は、ピストン面積をスクリュー面積で割ることによって計算します。
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充填制御 | 解析の充填過程の制御方法を指定します。充填過程の樹脂射出の制御方法を選択します。
注: ラム速度プロファイルを選択した場合、プロファイル変数を選択して、プロファイルを入力する必要があります。
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速度/圧力切り替え | 成形機が速度制御から圧力制御に切り替わる基準を指定します。ドロップダウン リストから切り替え方法を選択し、切り替え点を指定します。
注: 一般的な成形機では、標準設定は充填体積 99 % です。切り替えが早過ぎた場合は、ショート ショット発生の確認、または、速度/圧力切り替え点の設定時に材料の圧縮性が考慮されていたかを確認します。
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保圧/保持制御 | 成形プロセスの圧力過程の制御方式を指定します。
適切な制御方法を選択して[プロファイルの編集]をクリックし、圧力プロファイルを入力します。 重要: 射出圧縮解析では、「保圧/保持制御」は圧縮装置ではなく、射出装置を制御します。
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プリ コンディショニング解析 | プリ コンディショニング解析を実行するかどうかを指定します。
プリ コンディショニング データを使用して、樹脂温度を計算します。 プリ コンディショニング解析を実行する場合は、[データの編集...]をクリックしてプリ コンディショニング データを指定します。 |
繊維配向解析(繊維充填材料の場合) | 繊維充填材料の場合に、繊維配向解析を実行します。 |