プロセス設定ウィザード: リアクティブ成形設定

プロセス設定ウィザードのこのページにアクセスするには、[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックします。ここでは、選択した解析順序のリアクティブ成形に関連するプロセス設定を指定します。

ダイアログ ボックスの要素 説明
樹脂初期コンバージョン
コンバージョン レベル(硬化)を指定するには、-1~1 の範囲の値を入力します。ここで、
  • -1 = 誘導時間の開始(該当する場合)
  • 0 = コンバージョンの開始
  • +1 = コンバージョンの終了
硬化時間

樹脂が許容可能な状態にまで固化するのに要する時間を秒で入力します。

エアマス比率

樹脂内に大量の空気が含まれているときは、エア マスの値を入力します。たとえば、半導体封止成形で使用されるペレットは、流量に影響を及ぼすほど大量の空気を含んでいる場合があります。[エア マス比率]値では、理想気体の法則を使用して、樹脂内の空気の圧縮性が考慮されます。これはマス比率単位であるため、小さな値でも樹脂内の大量の空気を表す場合があります。

ほとんどの場合、この値はゼロ(0)に設定できます。
ヒント: [エアマス比率]にゼロ以外の値を指定すると、流動解析が不安定になる場合があります。

[エアマス比率]は、リアクティブ成形、半導体封止成形、リアクティブ射出圧縮、リアクティブ圧縮成形のような、いくつかの 3D 熱硬化性プロセスでサポートされています。

プリ コンディショニング解析 プリ コンディショニング データを使用して、樹脂温度を計算します。プリ コンディショニング解析の実行を選択した場合は、[データの編集]をクリックしてプリ コンディショニング データを指定します。