ガスアシスト成形コントローラ ダイアログ ボックス

[ガスアシスト成形コントローラ]ダイアログ ボックスは、ガスアシスト成形解析のガス射出設定を指定するために使用します。

このダイアログ ボックスで定義したプロパティ値セットは、[名前]ボックスに表示される名前でプロパティ セットに保存されます。

前提条件
メッシュ タイプ: 解析順序に特有のもの
  • 3D または
  • Midplane
成形プロセス: ガスアシスト射出成形
解析順序: メッシュ タイプに依存
ダイアログ ボックスの位置
([境界条件]タブ > [ガス]パネル > [入口の設定])をクリックします。[ガス入口の設定]ダイアログ ボックスが開きます。[新規]をクリックします。[ガス入口]ダイアログ ボックスで、[編集]をクリックします。

すべてのソルバー パラメータに、ほとんどの解析でそのまま使用できる既定値が設定されています。

ダイアログ ボックスの要素 説明
ガス遅延時間 ガス遅延時間は、速度/圧力切り替え点から金型へのガス射出開始までの時間を指します。速度/圧力切り替え後、即座にガスを射出するには、この遅延時間にゼロを入力します。
ガス射出制御 ソルバーで成形品に適したガス射出プロファイルを自動的に決定するか、プロファイルを手動で入力するかを選択します。
ガス射出制御方法 シミュレーションするガス射出コントローラ タイプを選択します。 次のオプションを利用できます。
ガス圧力コントローラ
ガス射出サイクルでガス圧力をプロファイルする一定圧力プロセスをシミュレーションする場合、このオプションを選択します。このオプションは、Battenfeld の「Airmold」プロセスに相当します。
ガス体積コントローラ
事前設定したガス体積を射出に使用する一定体積プロセスをシミュレーションする場合、このオプションを選択します。成形サイクルでは追加のガスは補填されません。このオプションは、「Cinpres」プロセスに相当します。

ドロップダウン メニューから適切なオプションを選択した後、[コントローラ設定の編集]をクリックして、ダイアログ ボックスでガス プロファイル データを入力します。