[プリコンディショニング データ]ダイアログ ボックス

この[プリコンディショニング データ]ダイアログ ボックスを使用して、溶融樹脂の温度を計算したり、溶融樹脂がリアクティブ圧縮成形プロセス用のキャビティに流入を開始するときにこれを溶融するために使用されるデータを指定します。

このダイアログ ボックスを表示するには、リアクティブ圧縮成形を選択している必要があります。[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックしてから、ダイアログ ボックスの[プリコンディショニング解析]セクションの[データの編集]をクリックします。

図 1: 金型に接触する樹脂の裏側(A)と空気と接触する樹脂の表側(B)を示す例。

ダイアログ ボックスの要素

ダイアログ ボックスのウィジェット 説明
遅延時間(圧縮成形)

これは、樹脂、または初期計量が金型上に配置されたときから、成形が開始され、金型が樹脂に接触するまでの時間です。

プリコンディショニング解析の熱伝達係数(金型)

成形品の裏側と金型の間で使用する HTC 値を入力します。金型と接触する側(図 1 の側 A)の場合、金型の温度は、樹脂と金型の間の熱伝達の外部温度として使用されます。

プリコンディショニング解析(エア)の熱伝達係数

成形品の表側とエアの間で使用する HTC 値を入力します。エアと接触する側(図 1 の側 B)の場合、気温は、樹脂と金型の間の熱伝達の外部温度として使用されます。