ラム位置によるバルブ ゲート制御を設定するには

バルブ ゲート コントローラを作成するとき、または既存のバルブ ゲート コントローラを編集するときに、バルブ ゲートをラム位置でトリガすることを選択できます。

  1. ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]タブ > [プロセス設定])をクリックして、ラム速度プロファイルを含む充填制御オプションを選択します。

  2. [プロファイルの編集]をクリックして、[充填制御プロファイルの設定]ダイアログ ボックスに適切な値を入力するか、値が適切であることを確認します。これらの値は、後で作成するバルブ ゲート コントローラ プロファイルと一致している必要があります。

    具体的には、次のことを確認します。
    • ラム位置のテーブルに入力する値が、小さい値の順に入力されている。
    • [開始ラム位置]の値が、後で設定するバルブ ゲート制御の値と一致している。たとえば、

  3. [OK]をクリックして、[充填制御プロファイルの設定]ダイアログ ボックスを閉じます。
  4. [OK]をクリックして、[プロセス設定ウィザード]ダイアログ ボックスを閉じます。
  5. ([境界条件]タブ > [フィード システム]パネル > [バルブ ゲート コントローラ] > [作成/編集])をクリックして、[バルブ ゲート コントローラを作成/編集]ダイアログ ボックスを開きます。
  6. 次のいずれかの操作を実行します。
    • テーブルから既存のコントローラを選択して[編集]をクリックするか、または
    • [新規]をクリックする。
  7. [バルブ ゲートのトリガ]ドロップダウン メニューで、[ラム位置]を選択します。
  8. [バルブ ゲートのオープン/クローズ時間]テーブルに適切な値を入力して、これらの値が、すでに[プロセス設定]ダイアログ ボックスに入力してある値と一貫していることを確認します。
  9. [OK]をクリックして、すべてのダイアログ ボックスを閉じます。
重要: マルチバレル熱可塑性樹脂射出成形シミュレーションの場合、ラム位置によってトリガされるバルブ ゲートは同一のホット ゲートにアタッチされたバレル固有です。ソフトウェアは、自動的に関連付けられているバレルの射出ノードを特定します。1 つのホット ゲートにバルブ ゲートをアタッチし、別のホット ゲートに関連付けられているバレルを指定することはできません。関連付けられているバレルにバルブ ゲートを適切に設定していることを確認します。