パーツの変位量結果は、ノードが元の位置からどのくらい移動したのかを定義します。変位が収縮なのか反りなのかはユーザの解釈によって決まります。通常、パーツの変形は、収縮と反りの両方によるものです。
収縮は、大きさの変化として定義されます。反りは、形状の変化です。次の図では、透明な緑色のパーツが元の基本パーツです。これは XY 平面にあります。青色のパーツは、X 方向と Y 方向で小さくなっており、したがって、完全に収縮しています。黄色のパーツは、Z 方向に傾いており、X 方向と Y 方向に変化しています。したがって、収縮と反りを示しています。実際の射出成形パーツには、収縮と反りの両方があります。どれが収縮でどれが反りかはユーザの解釈によります。図は、アンカーを使用しているものとして示しています。
A = 元のパーツ
B = 収縮のみがあるパーツ
C = 収縮と反りがあるパーツ