ローカル座標系は変位プロットとともに、グローバル平面に直交していない変位プロットを定義する場合に使用します。
ローカル座標系(LCS)は、単に結果の新しい座標方向を定義するものです。次の図は、ローカル座標系の使用例を示しています。傾斜した壁でローカル座標系を使用しています。グローバル座標系ではなくローカル座標系を使用するために、Z 方向の結果を表示し、割り当てています。ローカル座標系では、1 つ目のアンカー位置のように結果がゼロ設定されることはありません。
ローカル座標系は、解析に使用する座標系が、成形品の反りをどのように解釈する必要があるかに対応していない場合に使用します。たとえば、アセンブリ平面やアセンブリ フィーチャーを評価できるように、ローカル座標系を使用してアセンブリの方向を定義することができます。
ベベル処理された壁で Z 変位プロットで使用されているローカル座標系