レポートへのアニメーション結果の追加(チュートリアル)

充填時間の結果のアニメーションをレポートに追加します。

アニメーションに関する設定は 2 つあります。一つはすべてのアニメーションの表示設定で、もう一つは特定の結果のアニメーション設定の変更です。

スタディタスク ペインで、[充填時間]を選択します。
([結果]タブ > [プロパティ]パネル > [プロットプロパティ])をクリックします。 [プロットプロパティ]ダイアログボックスが開きます。
[方式]タブを選択して[コンター]を選択します。
[アニメーション]タブを選択して[フレーム数]テキストボックスを「30」に変更し、[OK]をクリックします。選択したフレーム数は、充填時間結果のアニメーションで使用する詳細を決定します。
をクリックして、[オプション]を選択します。
[レポート]タブを選択します。
[アニメーション設定]ボックスで、[高速(フレーム間の遅延なし)]というラジオボタンを選択し、[ループ]チェックボックスが選択済みであるか確認します。[OK]をクリックします。この設定によって、次のフレームを表示するまでのアニメーションの各フレームの表示時間が決まります。[ループ]オプションでは、結果の最後まで到達すると自動的にアニメーションを再び開始します。
([レポート]タブ > [レポート]パネル > [レポートの編集])をクリックします。
このプロジェクトに複数のレポートがある場合は、[プロジェクトアイテムの選択]ダイアログボックスが開きます。使用するチュートリアルのレポートを選択して[OK]をクリックします。

[レポート作成ウィザード]ダイアログボックスが開きます。
[レポートのレイアウト]ページが開くまで[次へ]を繰り返しクリックします。
［レポートアイテム]リストで、[充填時間]を選択します。 [アイテムの詳細]ボックスがアクティブになります。
[アニメーション]チェックボックスを選択して[生成]をクリックします。
レポートを表示して、充填時間結果アニメーションを確認します。 スタディタスク ペインの[結果]セクションに、次のエントリが追加されています。
レポート 1: 充填時間

レポートに表示する 充填時間 の画像を表します。

レポート 1: 充填時間

レポートに表示するアニメーション結果を表します。
[圧力]の結果を選択して、 ([結果]タブ > [プロパティ]パネル > [プロットプロパティ])をクリックします。
[アニメーション]タブを選択し、[フレーム数]テキストボックスに「10」と入力して[OK]をクリックします。
([レポート]タブ > [レポート]パネル > [レポートの編集])をクリックし、[データ選択]ページに移動します。
[選択されたデータ]リストに[圧力]を追加して、[次へ]をクリックします。
[充填時間]結果のすぐ下まで[圧力]結果を移動します。
[圧力]の結果が選択された状態で、[アニメーション]チェックボックスを選択して、レポートを生成します。充填時間の結果より[圧力]の結果のほうが早く出ますが、これはアニメートするフレーム数が少ないからです。
[アニメーション] の設定を変更することで、レポートに表示される結果のアニメーションを調整します。 > [オプション]をクリックし、[レポート]タブを選択します。
[アニメーション設定]を[低速]に変更して[OK]をクリックします。
([レポート]タブ > [レポート]パネル > [レポートの編集])をクリックし、[データ選択]ページに移動します。新しい設定のみをレポートに追加するには、まず既存のアニメーションを削除します。
[選択されたデータ]リストで[tutorial_model:圧力]を選択して[削除]をクリックします。
[利用できるデータ]リストで[圧力]を選択して[追加]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
[レポートアイテム]リストで[tutorial_model:圧力]を選択し、[アニメーション]チェックボックスを選択します。
[圧力]の結果が [充填時間]の結果のすぐ下に位置するように、リストの中を並べ替えます。
[生成]をクリックし、レポートを生成します。
[圧力]の結果のアニメーションがより遅くなります。

これでレポートの本文が完成しました。必要に応じて、他の結果を追加することができます。例:

保圧解析を実行した場合、不均一な収縮に起因する反りの指標として、体積収縮についてのレポートが必要になることがあります。
成形品のホットスポットや冷却管の効率を示すために、冷却解析の結果をレポートに含める場合があります。