ルート工具

ルート工具は、ボールレースを端末に持つ場合があります。これは、ワークピースのエッジに対して、工具をガイドするために使用されます。ルート工具を使用して作成されるツールパスは、輪郭加工、または、スウォーフ加工に類似しています。これは、標準のエンドミルを使用して作成されます。このエンドミルの直径は、工具のガイドに使用される実際、または、架空のボールレースポジションと一致します。

ルート工具 ダイアログは、[ホーム] タブ > [工具] パネル > [工具作成] > [ルート工具] をクリックして表示します。

このダイアログは カスタマイズ工具 ダイアログと類似しています。ただし追加で、PowerMill がツールパスの作成時に使用する有効直径となる エンドミル直径 の指定が可能です。

ルート工具を使用してツールパスを作成し、シミュレーションによりその効果を確認することができます。

ライン、および、円弧スパンを中心に カスタマイズ工具 の半輪郭を定義し、独自の複雑な工具を作成することができます。

PowerMill では、パターンをインポートしたり、カーブ編集を使用して、正確で複雑な工具アセンブリをすばやく簡単に作成できます。

工具プロファイルは、入力プロファイルのポリゴン化されたアプロクシメーションです。

ルート工具を使用して算出されるツールパスは、エンドミル直径 項目に指定された直径を持つエンドミルを内部的に使用します。そのため、ルート工具の輪郭がパーツとガウジする場合があります。

カスタマイズ工具 とは異なり、ルート工具 は凹形にもなります。

詳細については、「ルート工具の作成方法」を参照してください。