伸びの使用方法

カッター補正は線状動作上のみで作動し、円状動作では作動しません。そのため、水平円弧リードイン 動作を持つ 2.5D 加工サンプルでは、カッター補正の適用が非常に困難になります。このような場合、伸びオプションを使用し、リードイン の前に 直線 リードを追加します。これにより、この直線リード上で、カッター補正の適用が可能になります。

等高線 ツールパス、および、10mm エンドミル工具が設定された pockets.tri サンプルを使用します。

  1. [ホーム] タブ > [セットアップ] パネル > [ツールパス コネクター] をクリックし、ツールパス コネクター ダイアログを表示します。
  2. リードイン タブを選択します。
  3. 以下のように設定します。
    1. 第 1 選択水平円弧
    2. 角度90
    3. 半径10
    4. リードアウトをリードインと同一値に設定 ボタンをクリック
  4. リードイン伸び から 直線 を選択し、以下の値を入力します。
    1. 距離10
    2. 角度90
  5. リードアウト タブで、リードアウト伸び から 直線 を選択し、以下の値を入力します。
    1. 距離10
    2. 角度90
  6. 適用、または、了解 をクリックします。

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    リードイン

    リードアウト