ウォークスルーは、定義したパスに沿って配置されたカメラ位置を使用して、外構や建物のツアーをシミュレートします。ウォークスルーを作成して、クライアントやチーム メンバーにモデルを提示することができます。
ウォークスルー パスはカメラのフレームとキー フレームで構成されています。キー フレームは、カメラの方向や位置を変更することができるフレームです。ウォークスルーは、既定では一連のパース ビューとして作成されますが、平行投影 3D ビューとして作成することもできます。
次の図は、ウォークスルー パスの例を示します。赤い点線はキー フレームを示します。青い三角形は、カメラ ビューの幅と奥行きを定義するビューのフィールドを表しています。

ウォークスルーを作成した後、他のユーザと共有するために書き出すことができます。
ウォークスルーを書き出す場合、一連の静止イメージまたはビデオ ファイルを作成することができます。他の人がビデオを表示する場合、モデルやカメラ角度内のパスを変更することはできません。ウォークスルーは、モデルの定義済みの体験を提供します。
リアルタイムのウォークスルー体験が必要な場合は、代わりに Revit Live を使用します。Revit Live を使用すると、パスを作成したり、カメラ ビューを設定することなく、モデルの任意の場所にナビゲートすることができます。ただし、Revit Live では、ウォークスルー機能で作成するようなムービー ファイルは作成できません。
Autodesk 3ds Max モデリングおよびアニメーション ソフトウェアも、Revit ウォークスルー機能と同様の機能を提供します。カメラの動きをより詳細にコントロールでき、ドアを開いたり閉じるといったシーンの要素もアニメーションにすることができます。