複数の要素を 1 つのアセンブリに結合します。このアセンブリは個別に集計、タグ付け、フィルタされます。
このビデオは、次のことを示します。
Revit では、複数の要素を 1 つのアセンブリに結合できます。このアセンブリは個別に集計、タグ付け、フィルタできます。
たとえば、モデルで、2 つの向かい合う側面それぞれにコーベルが付いた構造柱の複数のインスタンスが必要となる場合があります。これらの 3 つの要素からアセンブリを作成するには、要素を選択してから、[アセンブリを作成]ツールをクリックします。プロジェクトに一致するアセンブリが存在しない場合、[新規アセンブリ]ダイアログに編集可能な[タイプ名]が表示されます。この[タイプ名]は、現在選択されている[命名カテゴリ]に基づいて自動的に割り当てられます。アセンブリにカテゴリの要素が複数含まれている場合は、別のカテゴリを選択して[命名カテゴリ]として使用できます。この例では、コーベルが属する[一般モデル]カテゴリを選択します。柱の既定のカテゴリを受け入れるには、[OK]をクリックします。アセンブリ タイプ「Columns 01」がプロジェクト ブラウザの[アセンブリ]に追加されることを確認します。
ここで柱とコーベルの同一の組み合わせを選択する場合、[アセンブリを作成]を再度クリックして、同じ[命名カテゴリ]を選択します。Revit では、作成したタイプの 2 番目のインスタンスとしてそのアセンブリが認識されます。したがって、[新規アセンブリ]ダイアログの[タイプ名]は読み取り専用になりました。
アセンブリ タイプの作成後、他の Revit 要素の場合と同様に、そのインスタンスをモデル内に配置することができます。選択したアセンブリはいつでも分解することができます。そのコンポーネント要素はモデルに残り、同じタイプの他のアセンブリには影響しません。
要素を追加または削除して、または要素の寸法や位置を変更してアセンブリを編集すると、Revit は、プロジェクト内で一意の構成となると想定して新しいアセンブリ タイプを自動的に作成します。
アセンブリの独立したビューを作成するには、図面でアセンブリを選択して、ビューを作成します。アセンブリ タイプの 1 つのインスタンスにのみアセンブリ ビューを作成できるので、同じタイプの別のアセンブリでビューが既に作成されている場合は、このツールは使用できません。
ダイアログで、必要なビューが選択されていることを確認します。必要に応じてスケールや図面枠の値を調整してから、[OK]をクリックします。新しいアセンブリ ビューは、[ビュー]ノードの下ではなく、プロジェクト ブラウザのアセンブリ タイプに追加されます。これで、シート ビューを開いて、必要に応じてその上に他のアセンブリ ビューをドラッグできるようになります。
アセンブリを使用して、建物モデル内で一意の要素の組合せを識別、分類、数値化、およびドキュメント化します。