ビデオ: 切土と盛土の土量を計算する

プロジェクトで既存の地盤面の一部を変更することが必要な場合に、既存の地盤面の傾斜を変更し、その変更を追跡します。

このビデオは、次のことを示します。

  1. 既存の地盤面の傾斜を変更する。
  2. 整地と舗装要素を追跡する。
  3. 地形集計を使用して、整地の切土と盛土の土量をレポートする。
  4. 地形集計を調整して、切土と盛土の土量の正味の合計を計算する。
注: このビデオは、Revit 2016 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

プロジェクトで既存の地盤面の一部を変更することが必要な場合、[整地]ツールを使用します。

整地の切土と盛土の土量と舗装要素はプロジェクトで追跡され、地形集計でレポートすることができます。整地は「新設」フェーズであるため、作業するためには、作業中の地盤面をプロジェクトの前のフェーズ(ここでは「既存」)に設定する必要があります。

また、この例には、地盤面のエッジに参照面があります。

整地を作成する場合、整地を定義する各点を既存の地盤面のエッジ内に配置して、Revit で切土と盛土の土量が計算されるようにする必要があります。

参照面を使用すると、新しい点を既存の地盤面の境界内に保持できます。

[マス & 外構]タブで[整地]を選択します。[整地]ツールで、選択した領域を現在のフェーズにコピーします。サーフェスを定義するすべての点または周囲の点のみを選択して、コピーを作成します。

複雑なサーフェスの場合は、すべての点のコピーが必要となる場合があります。この簡単な例では、周囲の点の選択で十分です。

既存の地盤面を選択してコピーします。新しい点を追加して整地を定義します。

この例では、外構の一部で整地の勾配が削減され、全体の高さが削減されます。

編集が完了したら、整地を終了します。ビューの設定に応じて、既存の地盤面と新しい整地を確認することができます。

地形集計を使用して、整地の切土と盛土の土量をレポートします。[表示]タブで、集計表を作成し、[地形]カテゴリを選択します。切土および盛土のパラメータを集計表に追加します。

集計表のフェーズ フィルタを変更して、既存の外構の計算結果が表示されないようにします。

舗装要素を外構に追加する場合は、舗装に必要な切土と盛土の土量が集計表に表示されます。集計表を調整して、正味の切土と盛土の土量の合計を計算し、集計表に合計を表示します。計算された切土と盛土の土量は近似値であり、結果の精度はプラスマイナス 2 パーセントの範囲内となります。

点を編集して整地のサーフェスをさらに修正して、プロジェクトの切土と盛土の土量のバランスを調整することができます。