チュートリアルのパート 2 では、基礎壁、外壁、内壁を配置し、[トリム/延長]ツールを使用して、廊下に開口部を作成します。
このビデオは、次のことを示します。
プロジェクト内に要素を配置すると、その要素は必ずいずれかのレベルに関連付けられます。平面図ビューで作業している場合は、関連するレベルがその平面図ビューから作成されます。 たとえば、基礎レベルから開始する壁をいくつか追加する場合、プロジェクト ブラウザで基礎レベルをダブルクリックして開きます。壁を配置するには、最初に[壁]ツールを選択します。
[壁]ツールを選択すると、プロパティ パレット上部のタイプ セレクタを使用して、配置する壁のタイプを指定することができます。ここでは、擁壁を指定します。壁の高さは、オプション バーで指定します。 プロジェクト内で設定されているレベル基準を選択すると、壁の上部がそのレベルに対して拘束されます。 ここでは、壁の上端の拘束に対して[Entry Level]を選択します。
壁の高さを[指定]に設定することもできます。その場合、壁の高さを明示的に入力する必要があります。さらに、オプション バーで壁の配置基準線を設定します。 これにより、壁の配置時に、クリックした点を基準にして壁を配置する位置を指定できます。 これらの壁については、内壁の仕上げ面が使用されます。
[連結]オプションを使用すると、クリックするたびに新しいセグメントが開始されるため、連結した壁を描画できます。擁壁を配置するには、点 1 から点 4 までを順にクリックします。 最初の擁壁を配置したら、オプション バーで上端の拘束を[Lower Level]に変更します。 次に、点 A から点 F を順にクリックして、新しい一連の壁を配置します。点 B をクリックする前に、隣の壁に対応するように[Space]バーを使用して壁をフリップします。プロジェクトの 3D ビューを作成して、平面図ビューに配置された壁を確認することができます。
左側の壁の方が高くなっていますが、これはモデル左側の壁上端の拘束を[02 Entry Level]に設定し、反対側の壁上端の拘束を[01 Lower Level]に設定したためです。建物上階の壁は、下階の壁とはタイプが異なりますが、下階の壁と同じ流れで設定することができます。 これらの壁のすべてを再描画するのではなく、描画した壁を選択してクリップボードに貼り付けます。
この壁は、プロジェクト内の別のレベルに貼り付けることができます。 これを行うには、[選択したレベルに位置合わせ]ツールで[Entry Level]を選択します。 貼り付けた壁を選択した状態で、タイプ セレクタを使用し、壁のタイプを一般的なタイプに変更します。 壁のタイプはプロジェクト内で後から変更できますが、ここでは詳細な情報がわかるまで、完成後の壁の正しいサイズに近い一般的な壁を使用します。
プロパティ パレットを使用して、これらの壁の上端の拘束に屋根のレベルを指定することもできます。 プロパティ パレットで行った変更は、選択されているすべてのオブジェクトに適用されます。 [Esc]キーを押すと、すべての選択が解除されます。 モデル右側の壁を選択します。
[Ctrl]キーを押したままマウスで要素を選択すると、複数の要素をまとめて選択することができます。 これらの壁下端の拘束を[01 Lower Level]に変更して、下階の擁壁まで延長します。
内壁を作成するには、下階レベルの平面図ビューを開きます。 [壁]ツールを選択し、タイプ セレクタを使用して目的の壁タイプを指定します。 上階レベルに合わせて壁の高さを設定し、[連結]オプションをオフにします。壁の配置基準が[壁の中心]に設定されていることに注意してください。 仮寸法を使用して、壁が配置されます。
廊下に続く開口部を作成するには、[分割]ツールを使用します。開口部の位置を選択し、壁を 2 つの独立したセグメントに分割します。[トリム]ツールを使用して、残したい壁を選択すると、廊下に続く開口部が作成されます。 次に、プロジェクト ブラウザで[02 Entry Level]平面図をダブルクリックします。このビューが表示されたら、内壁を上階の床に追加します。