Autodesk® CFD 2019 には、解析機能、シミュレーションの正確性、全体的なユーザ エクスペリエンスの向上のためのいくつかの新機能および機能アップデートが含まれています。
スケーラブル ソルバーの継続的な改良により、機能が追加されるとともにパフォーマンスが向上しました。スケーラブル ソルバーでは以下がサポートされています。
スケーラブル ソルバーのパフォーマンスは、ローカルとクラウドで同じですが、個々のパフォーマンスはコンピュータの仕様に制限されます。
伝熱計算は、壁面の計算を使用してエネルギー バランスを改善する必要があります。その計算では、表面の節点における熱残差を使用するようになりました。以前の方法に戻すには、resid_heat_flux_calc フラグをオフにします。
特定領域の結果を簡単に取得できるように、[領域を切り取る]ツールが作成されました。このツールでは、領域の平均結果を得ることができる円形状または矩形状の領域を作成することができます。[領域を切り取る]は、AEC モデルの確認に便利ですが、その他の業界や解析タイプにも適用できます。
更新されたグラフィックス ライブラリでは、グラフィックス パフォーマンスが最大 50% 改善されました(モデルにより異なります)。
Premium または Ultimate の CFD ライセンスにより、ソルバーと UI の両方がカバーされるようになりました。Autodesk® CFD Premium のサブスクリプション シートをお持ちの場合は、クラウド ソルバーにモーション機能が付いています。
Fusion 360 からのジオメトリを使用する機能が追加されました。Fusion 360 には、CAD、CAM、シミュレーションの機能があります。SimStudio Tools で使用可能なモデルの単純化ツールは、Fusion 360 で使用できます。[プリミティブと置換]コマンドも改善され、面または頂点にスナップすることにより、サイズ変更を行うことができます。
Fusion 360 は、標準のネットワーク ライセンスを使用しません。これは、ユーザ サブスクリプションを検証するクラウド製品です。