セキュリティおよび悪意のあるコードからの保護

各種のセキュリティ対策を実施することにより、悪意のあるコードから保護することができます。

概要

有害ソフトやウイルスとも呼ばれる悪意のある実行可能コードは、より一般的になり、3ds Max ユーザにも影響を与えています。有害ソフトが広がると、知的財産が失われたり、生産性が低減することになります。

最も一般的な脆弱性は、MAXScript のような、シーンファイル(.max)などのデータ ファイルに埋め込まれた悪意のある実行可能コードを、3ds Max に自動的にロードして実行できるよう許可することによって生じます。コンパイル(C++、C#)されたプラグイン、またはスクリプト(MAXScript、Python)で実行されるプラグインおよびツールによってリスクが生じることもあります。一部の悪意のあるスクリプトは、3ds Max の scripts¥startup フォルダ内のスクリプトを編集するか、またはその中に新しいスクリプトを作成して、悪意のあるスクリプトをロードするコードをスクリプトに追加することによって拡散します。

脆弱なファイル

悪意のある実行可能コードは、次のタイプのファイルに含まれている可能性があります。

推奨事項

以下のベスト プラクティスによって、悪意のある実行可能コードに対する脆弱性を小さくすることができます。