全体的な変更点と新しい機能について説明します。
以前のバージョンの Alias からの既存のユーザ設定を使用している場合は、オプションの既定値が変更されたことに気づかない場合があります。
Windows のユーザ設定は、C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Roaming¥Autodesk¥Alias¥UserPrefs2019 にあります。
Mac OSのユーザ設定は、/Users/
このフォルダが存在しない場合、Alias 2020 の初回起動時にフォルダが作成されます。次のダイアログが表示されます。

Defaults を選択し、新しい既定の設定を受け入れます。
ファイルを保存または書き出するときに、Save All Options ダイアログの Save Information で作成者情報(Created By)を保存できるようになりました(File > Save As
および File > Export > Active As
) 。

作成者情報は、保存された .wire ファイルから作成された参照ファイルと共に保存されます。選択した .wref ジオメトリを表示すると、Created By が情報ウィンドウに表示されます。

フォルダ構造を複製しなくても、フォルダに含まれているレイヤを複製できるオプションが追加されました。
Duplicate Layer オプションは、これらの新しいオプションに置き換えられました。新しい Paste オプションを使用する前に、Paste Options ウィンドウで Always Ask をオンにして、これらのオプションを有効にします。
詳細については、「Edit > Paste」および「レイヤ フォルダおよびレイヤを複製する」を参照してください。

ハルまたは CV を選択してカーブを選択できるようになりました。以前は、特定のツールでの選択操作中にカーブを直接選択する必要がありました。
環境変数 ALIAS_DISABLE_SHAREVIEW に 1 を設定することで、Share View コマンド(File > Share View)を無効にできるようになりました。

新しいサブディビジョン機能をサポートするため、サブディビジョン サーフェス ジオメトリとコントロール ケージ マニピュレータに Draw Style オプションを追加しました。

直前の Undo 操作([Ctrl]+[Z])を取り消すための既定のホットキー設定は[Ctrl]+[Y]です。