この方法では、TABLE[表]コマンドを使用して行および列の数を指定し、列、行、または表全体をストレッチしてサイズを変更します。注釈にレイアウト タブを使用する場合は、レイアウト タブに表を直接作成します。尺度は自動的に調整されます。注釈にモデル空間を使用する場合は、表の尺度を設定する必要があります。表は、異尺度対応尺度をサポートしていません。
- コマンド プロンプトに対して TABLE と入力します。
- [表を挿入]ダイアログボックスで、[列数]に 4、[データ行]に 3 と入力します。表の位置を指定します。
既定では、表スタイルとして Standard を使用した場合、次の 3 つのセルのスタイルが表示されます。
- 表の外側をクリックし、その表をエッジで選択すると、表のグリップが表示されます。
- 表のサイズと形状を変更するには、濃い青色の三角形のグリップをクリックします。正方形のグリップをクリックして列の幅を調整することができます。オブジェクト スナップ トラッキングを使用して、グリップを既存のジオメトリに位置合わせすることもできます。
ヒント: 列の幅を調整する場合は、最初にオブジェクト スナップ([F3])をオフにすることをお勧めします。
この時点で、表を分解して単純な線分に変換することができます。 これはあまり使用されませんが、ゼロから線分を作成するよりもはるかに高速です。代わりに、この表でさらに作業してみましょう。
表に情報を追加する
- 各セルをクリックし、次の図のように文字を入力します。
- 次に、クリック アンド ドラッグを使用して 9 つのデータ セルをすべて選択し、リボンの[位置合わせ]ボタンから[下-右]を選択します。
- 同じように、クリック アンド ドラッグを使用して「単価」の下の 3 つのセルを選択します。右クリックして[データ形式]を選択し、[通貨]を選択します。
- 見出しが「数量」および「価格」の下のデータ セルに対しても同じように操作します。「数量」の下のセルに対しては[整数]を選択し、「価格」の下のセルに対しては再度[通貨]を選択します。
Excel でも「ヘッダー」ではなく「見出し」という用語が使用されているため、それに倣っています。
- 次に示すように、各セルに値を入力します。
[データ形式]に「通貨」を割り当てた場合、¥ 記号が自動的に表示されます。エントリ ¥0 は、書式のプレースホルダとして必要です。通貨列の値に ¥ 記号が表示されない場合は、右クリックして[データ形式]を選択し、セルのデータ形式を[通貨]に変更します。
- 「価格」の下の最初のセル(D3)に、=B3*C3 と入力します。セルが自動的に乗算されます。
- 同様に、セル D4 に =B4*C4 と入力します。
- 次に、セル D5 に =SUM(D3:D4) と入力します。
D3 と D4 との間のコロンは、D3 と D4 との間のすべてのセルを含むセル範囲を表しています。
- 最後に、色付けのために、タイトル セル内をクリックし、右クリックして[背景塗り潰し]を選択します。表のタイトルの背景色を選択します。
以上で操作は終了です。準備ができたら、さらに深く研究してみてください。たとえば、表スタイルを定義し、各種のセル タイプに対する文字の書式設定をコントロールすることができます。Microsoft Excel スプレッドシートから表を自動的に作成し、両者の間でデータをリンクすることもできます。