分散ライセンス サーバ モデルでは、ライセンスを複数のサーバに分散します。サーバごとに固有のライセンス ファイルが必要です。分散ライセンス サーバを構築するには、分散サーバ プールの一部である各サーバ上で Network License Manager を実行する必要があります。
分散ライセンス サーバ モデルの長所
- サーバをワイド エリア ネットワーク(WAN)に分散させることができます。同じサブネットに存在する必要はありません。
- 分散サーバ プール内の 1 つのサーバで障害が発生しても、残りのサーバのライセンスをまだ使用できます。
- 分散サーバ プール内のサーバを取り替えた場合に、プール全体を再構築する必要がありません。
- サーバの交換が、冗長サーバ プールの場合より容易です。冗長サーバ プールのサーバを交換した場合は、プール全体を再度アクティベーションしなければなりません。
分散ライセンス サーバ モデルの短所
- 分散サーバ プールの 1 台のサーバに障害が発生すると、そのサーバ上のライセンスは使用できなくなります。
- このモデルは、設定と管理に他のモデル以上の時間がかかります。