ハッチングまたは塗り潰しの形状を変更するには

自動調整ハッチングの形状は、境界オブジェクトを修正することによって変更することができます。非自動調整ハッチングの形状は、ハッチング オブジェクトを修正することによって変更することができます。

自動調整ハッチングおよび自動調整塗り潰しの範囲を修正する

自動調整ハッチングの境界オブジェクトを修正すると、修正後も境界が閉じている場合は、関連付けられたハッチング オブジェクトは自動的に更新されます。境界が開くような変更を行うと、ハッチングは境界オブジェクトとの関連付けを失い、ハッチングは変更されません。

自動調整ハッチング オブジェクトを選択すると、ハッチング範囲の中心に、「コントロール グリップ」と呼ばれる円形のグリップが表示されます。コントロール グリップにカーソルを合わせると、いくつかのハッチング オプションが含まれたショートカット メニューが表示されます。右クリックすると、追加のオプションが表示されます。

また、関連する境界オブジェクトのグリップを使用してハッチング オブジェクトを変更することもできます。複雑な境界内のすべてのオブジェクトを簡単に選択するには、[境界オブジェクトを表示]オプションを使用します。

境界オブジェクトがポリラインまたはスプラインの場合は、「多機能グリップ」が表示されます。詳細は、「オブジェクト グリップを使用する」を参照してください。

非自動調整ハッチングおよび非自動調整塗り潰しの範囲を修正する

非自動調整ハッチングを選択すると、ハッチング上に多機能グリップが表示されます。これらのグリップを使用して、ハッチング範囲や一部のハッチング プロパティを修正することができます。

非自動調整ハッチング オブジェクトのグリップにカーソルを合わせる(クリックしない)と、グリップのタイプに基づいていくつかの編集オプションが表示されます。たとえば、線分セグメントのグリップには、セグメントを円弧に変換したり、頂点を追加するオプションがあります。

注: 大幅に変更する場合は、TRIM[トリム]コマンドを使用して、ハッチング オブジェクトが描画される領域を少なくしたり、EXPLODE[分解]コマンドを使用して、ハッチングをその構成要素オブジェクトに分解します。